
ナイターゴルフを楽しむためには?
暑くない! 上達にもつながる!
過酷な猛暑が続いていますね。でも夏休みやお盆休みもあるし、ラウンド出来る機会は増えるという方もいらっしゃると思います。
この時期に安全にゴルフを楽しむために考えたいのが、プレーする時間帯です。早朝や薄暮はもちろん、最近ではナイターの設備を備えたゴルフ場も増えています。
今回はナイトゴルフの楽しみ方と、上達に役立てる方法について考えていきたいと思います。この時期の強烈な日差しと無縁にプレー出来るナイトゴルフ。体感気温も日中と比べて5度近くは低く感じ、身体への負担はかなり軽くなります。
日焼けの心配も無いため、若いゴルファーを中心に人気となっているようです。よく心配されるのは「ボールが見えるの?」という問題。フェアウェイに向かって飛んでいくボールはハッキリ見えます。感覚的には夜間のドライビングレンジと同じで、ティー後方から照明が当たっているので、むしろ日中よりくっきり見えるほど。
光るボールを使用される方もいますが、曲げなければほとんど必要ないほどです。そう、曲げなければ、です。照明の当たっているのはフェアウェイ、グリーン。ラフは大抵薄暗く、林の中は漆黒の闇と言っていいでしょう。
ナイトゴルフを楽しむ上でまずお勧めしたいのが、失くしても惜しくない使い古しのボールを使う事。真っ暗な林の中をスマホのライトを点けてボール探しをしているゴルファーもいますが、あれはそうそう見つかるものではありません。プレー時間にも影響しますよね。
ナイトゴルフでは、潔く諦められるボールを使うのが一番です。カジュアルに楽しむなら、暗い場所にボールが飛んだら、即諦めて違うボールで明るい場所から打つ。これくらい緩いルールにしても良いかと思います。
薄暗いラフや傾斜地では、ボールのライや自分とボールとの距離さえ把握しにくく、ミスしても致し方なし、と言える状況になることもあります。割り切って明るい場所、ボールや地面がハッキリ見える場所からプレーする。ナイトゴルフではあまりシビアにならずに楽しんでいただけたらと思います。
ナイトゴルフの楽しみは昼間では味わえない幻想的な雰囲気を体験出来ること。ナイターと言っても、様々なスタート枠があり、完全に暗くなってからスタートするとは限りません。例えば夏場で15時くらいにスタートすると、前半のハーフは太陽の下での通常プレー、後半になって黄昏時が訪れることになります。
この暮れ行く夕時の移ろい、空の色が変わっていく様をじっくり味わえるのです。ゴルフ場を撮影する写真家が狙うのは朝夕の斜光の時間帯と言います。正にゴルフ場が一番美しく見えるゴールデンタイムにプレー出来るのです。そして陽が落ちて、黒い闇に変わっていく空が、照明に映し出されていきます。あの独特な空の色。これもナイトゴルフならではの味わいと言えるでしょう。
ナイトゴルフを何度か経験している内に、自分としてはひとつ気付きがありました。それはティーショットの迷いが少なくなったこと。
「ボールを曲げたら見つからない」ことが、プレッシャーになってしまいそうなナイトゴルフですが、前述したようにフェアウェイ以外は漆黒の闇。OBや池など、打ってはいけない場所があまりよく見えず、逆に打つべきフェアウェイの狙いどころが浮かび上がって見えるほど、コントラストがはっきりしているのです。
そう、普段はおのずと目に入る池や障害物を意識してしまい、「あそこには打たないように」などと考えてしまいますが、ナイトゴルフではそうした障害物が目に入らず、目標のフェアウェイに意識を集中して、しっかり振り切ることが出来ることに気付いたのです。
よく脳から筋肉に「何々してはいけない」という指示は送れないと聞きますが、「左のOBを避けよう」ではなく「あの目標に向かってしっかり振ろう」というように、ポジティブにしっかりスウィングすることを思い出させてくれたのです。
暑さ対策は勿論、貴重な体験が出来るナイトゴルフ。お近くにナイターゴルフ場があるなら是非体験してみていただきたいと思います。
