
自分に合ったシャフトの重さ、フレックスはどう選べばいい?(写真はイメージ)
まずキックポイントをチェック!
みんゴル取材班(以下、み):カスタムシャフトといえば、ひと昔前まで6Sが主流でしたが、いまは5Sも増えています。それに伴い雑誌の試打企画でも5Sで評価することが多くなりましたが、5Sと6Sはただ重さの違いと考えていいのでしょうか?
宮城:シャフトメーカーではスペックごとにその重さを振れるゴルファーに合わせて設計しています。60グラム台ならターゲットは平均よりも筋力やヘッドスピードのあるゴルファーなので振り心地もけっこうしっかりしています。70グラム台はもっとしっかりしています。逆にふつうのアマチュアが選ぶ50グラム台は急にやわらかくなったりします。
み:すると5Sと6Sは別物と考えたほうがいいわけですね。
宮城:メーカーやモデルによって多少違いはありますが、たとえばグラファイトデザインなら5Sと6Sで半フレックスくらい変わります。また、意外と差があるのが5Sと5SRです。5Sはふだんから身体を動かしていてちょっと振れる人向けです。
み:仮にいま使っているシャフトが5Sなら別モデルにリシャフトする場合も5Sを選ぶのが無難ですか?
宮城:いいえ。純正シャフトの5Sが打てても、アフターマーケット用の5Sはそれより硬いので注意が必要です。フレックスよりも先にキックポイントをチェックしてください。同じ5Sでも先調子で手元剛性が高いと硬く感じるし、元調子で手元剛性が低ければやわらかく感じます。元調子でSが合う人は先調子ならSRかRで同じような振り感になります。もう一つのポイントはシャフト重量です。5Sでも50グラム台前半のものと60グラム近いものでは振り感がかなり変わります。
み:なるほど。最近はスリーブ付きのシャフトがネットショッピングで気軽に購入できるようになりましたが、重さとフレックスだけで選ぶと失敗する可能性があるわけですね。
宮城:1WのシャフトをFWに落とし込むときも失敗しがちです。プロの真似をして5Wを10グラム、7Wはさらに10グラム重くしたりするとハードになりすぎることがあります。アマチュアはそこまでしなくても、1Wが5Sなら7Wまで同じ5Sで問題ありません。なぜかといえば各番手のヘッド重量は同じシャフトの重さで同じバランスが出るように設計されているからです。
