バーディ率1位の裏付けと今大会の目標
現在バーディ率1位に立っている蟬川だが、その理由について自身は「ドライバーを握る頻度が人よりも多いと思うので、その分グリーンに向かって短い距離から打てるホールがすごく多くなります。そうやってチャンスを広げられていることが、今のバーディ数につながっているのかなと思います」と語る。事実、ドライビングディスタンスの部門でも平均305.56ヤードで7位につけており、その圧倒的な飛距離がバーディ量産の武器になっていることがうかがえる。

蟬川泰果(写真は26年前澤杯 MAEZAWA CUP、撮影/有原裕晶)
今大会の目標については「優勝するためにも、今週は本当にバーディやイーグルがたくさん必要になると思うので、他の選手たちよりもバーディ数やイーグル数を取ることは意識してプレーしたいですね。たくさん取るということを目標にしてやりたいです」と力強く宣言。トーナメント名にふさわしいアグレッシブなプレーを誓った。
鍵を握るのは「ティーショット」と「落とし穴への警戒」
熱戦の舞台となる草津カントリークラブをどう攻略するのか。蟬川は、コースの印象について「落とし穴が結構あるのですが、成功すればバーディやイーグルも取れてチャンスが広がるホールもあるので、ティーショットがすごく大事なコースかなと思っています」と分析する。
さらにパー3などについても「左サイドがあまり気にならないと思えるホールでも、意外と左に曲がった時に木に当たったり、見た目以上に枝が張り出している所があったりするので、そのあたりは警戒しながらプレーしていきたいです」と随所に潜む罠への警戒心を強めた。

練習場にてアイアンショットを練習している蟬川
一方で、「一番はパッティングが入ればスコアも出ますし、バーディも取れるんじゃないかなとは思ってます」と自信も覗かせた。現在、平均パット数でも1.7270で9位と好調を維持しており、グリーン上での勝負強さも今大会の鍵となるだろう。
持ち前の飛距離と圧倒的なバーディ奪取力で、スコアの伸ばし合いにどう挑むのか。初日からの蟬川泰果のプレーから目が離せない。

