8月29日(土)に「ニトリレディスゴルフトーナメント」の第3ラウンドが行われた。前日の悪天候の影響で変則的なスケジュールとなる中、通算7アンダーで上位につける地元の阿部未悠と、通算6アンダーに急浮上した桑木志帆、そして初の優勝争いを演じている髙久みなみが最終日への意気込みを語った。

阿部未悠「声援のおかげで34ホール回りきれた」

阿部未悠は第3ラウンドを2バーディ・ノーボギーの「70」でまとめ、通算7アンダーの好位置につけた。

前日の悪天候により、この日は計34ホールをプレーする過酷な長丁場となった。「ちょっと今日がすごくホール数が残ってしまって長い一日だったんですけど、皆さんの声援もあって、回りきることができて、ホッとしています」と安堵の表情を浮かべる。

中でも第3ラウンドについては「気づいてみたらノーボギーっていう感じだった」と振り返る。特に「16番とかは本当にピンチだったんですけど、上手く切り抜けられた」と語り、シビアなパーパットを沈めながら一打一打に集中したことが安定感につながったようだ。

画像: 地元優勝を狙う阿部未悠

地元優勝を狙う阿部未悠

母の実家が道東にあり、親戚や地元の近くからも応援に駆けつけているという。

「その声援っていうのは力になっていますし、そのおかげで34ホール回りきれたと思います」と、地元ファンへの感謝を口にした。

今大会が今年最後の北海道開催となる。「最後いい結果で終われるのが一番いいですし、そうでなくても大会を盛り上げられるように、皆さんに楽しんでもらえるように頑張りたい」と、地元での有終の美に向けて意気込んだ。

桑木志帆「一打一打集中して1つでも多くバーディーを」

キャリアハイのシーズンを過ごしている桑木志帆は、6バーディ・ノーボギーの「66」を叩き出し、通算6アンダーへと一気にスコアを伸ばした。

昨日の悪天候の影響により、「今日はほぼ2ラウンドだったので、すごい疲れました」と率直な疲労感を口にした。そんなタフなコンデションの中でも、「2ラウンド目の上がり2ホール連続でバーディ取れて、それですごく良い流れだったので、そのままの流れで3ラウンドもできました」と、見事な切り替えと集中力を見せた。

今シーズン絶好調の桑木

特にパッティングが冴え渡りテンポの良いラウンドだった一方で、「フェアウェイがすごい絞られいて、ラフも結構粘り気がある」とコースの難しさを警戒している。

連日のロースコアの混戦模様の展開の本大会。「やっぱり本当に難しいコースなので、しっかりマネジメントを立てて、一打一打集中して、1つでも多くバーディ取れるように頑張りたいです」とポイントを口にした。

そして最終日に向けて「明日はどうなるか分からないんですけど、しっかり集中して。まずは休んで疲れを取って、また明日頑張りたいと思います」と前を向く。

自身最多となる年内4勝目を飾れるのか目が離せない。

髙久みなみ「自分のプレーができればいい」

第3ラウンドを「70」で回り、通算6アンダーの好位置をキープした髙久みなみ。

連日の好スコアが続く中で、「パッティングですね。際どいパーパットが決まってくれてたのが、要因だったのかなって思います」と分析し、意識したポイントは「リズムぐらいです」とシンプルだ。

長丁場を強いられた選手が多い中、「昨日はホールアウトできたので、今日はゆっくり午前中休んでからスタートできたので、良かったかなと思います」と、スケジュール面でのアドバンテージも生かした。

自身初の優勝争いへ向かう

プロ5年目のキャリアの中で“最終日最終組”でのプレーは初めてとなる髙久。

「まあ緊張はたぶんすると思うんですけど、自分のプレーができればいいかなって思います」と自然体を貫く。

「明日もアンダーパーで回れるように頑張ります」と語る髙久が、優勝争いのプレッシャーの中でどのようなプレーを見せるか注目だ。

撮影/大澤進二


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