
ポイントランク92位の渋野日向子は「80」の壁を破れるか?
今週はオープンウィークで、来週は米欧の対抗戦であるソルハイムカップ。さらに1週オープンウィークを挟み、9月25~27日に開催される「ウォルマートNWアーカンソー選手権」がようやく9月の通常大会「1試合目」ということになるのです。
その後、10月に4試合、11月に日本開催の「TOTO ジャパンクラシック」を含む2試合を経て、最終戦の「CMEグループ ツアー選手権」へと至ります。いわゆる平場の試合は残り7試合。シーズンもいよいよ最終盤へと向かっています。
今シーズンは15人の日本勢が米女子ツアーに参戦しています。ここで、各選手の「現在地点」を見てみましょう。左から順に、「ポイントランク/名前=ポイント数」の順番です。
3位/山下美夢有=2374.876
15位/岩井明愛=995.563
19位/岩井千怜=940.495
25位/勝みなみ=909.309
33位/畑岡奈紗=646.843
39位/竹田麗央=593.006
41位/原英莉花=574.467
48位/西郷真央=516.360
49位/吉田優利=516.200
51位/古江彩佳=490.564
92位/渋野日向子=221.080
103位/西村優菜=167.692
110位/笹生優花=126.845
120位/馬場咲希=105.410
171位/櫻井心那=23.580
このうち、重要な数字は「60」「80」「100」です。
まず「60」ですが、これは最終戦であるCMEグループ ツアー選手権に出場するための順位。賞金400万ドル(約6億3927万円)というビッグプライズを懸けた大一番。現状、日本勢ではランク51位の古江彩佳選手までの10選手がその圏内にいます。
続いて「80」。これは、来季の出場最優先カテゴリーを得るための順位です。いわゆる「フルシード」。この順位に入っておけば、来年も米女子ツアーで戦うことができます。
最後に挙げる「100」は、俗に準シードと呼ばれるカテゴリー。81位から100位までの選手には、優先度は下がるものの翌シーズンの出場権が与えられます。
そして、原則として100位を下回った場合は来年の出場権を懸けた戦い、Qシリーズ(予選会)に回るということになります。
残り試合は7試合ありますが、そのなかにはポイント上位者しか出られないアジアシリーズ4試合が含まれます。現在ランク92位につける渋野日向子選手の出場可否は、他選手のエントリー状況次第となっています。
92位の渋野選手は残り少ないチャンスで80位以内に滑り込むことができるか。100位以下の選手たちの巻き返しはなるか。米女子ツアーは華やかなトップ争いと同時に、過酷なサバイバルもはじまっています。
