日本女子プロゴルフ選手権初日、サイ・ペイインが7アンダーで単独トップに立った。インからスタートした前半で「29」を記録。女子ツアーの9ホールの最少ストローク記録は?
画像: ハーフ「29」を記録したサイ・ペイイン(撮影/岡沢裕行)

ハーフ「29」を記録したサイ・ペイイン(撮影/岡沢裕行)

7バーディノーボギー! 大会新記録を樹立

初日、10番ホールからスタートしたサイ・ペイインは、出だしの10番、11番で連続バーディを奪うと、13番から16番まで怒濤の4連続バーディを奪取。さらにインの締めくくりとなる18番パー4では、鮮やかなチップインバーディを決め、前半インコース(パー36)をボギーなしの7バーディ、「29」という驚異的なスコアで折り返した。

従来の大会9ホール最少ストロークは「30」で5人が記録、「29」は大会新記録となった。「30」は、15年に渡邉彩香、18年に濱田茉優、22年に川﨑春花、24年に竹田麗央、25年に桑木志帆の5人が記録していた。

サイ・ペイインは、「前半は本当に夢のようなゴルフで、距離感も合っていて、最後もチップインをしてビックリしました」と喜びを語った。後半のアウトコースでは「ティーショットがラフにつかまって、出すしかないところもあったし、一生懸命パーを拾いました」と我慢のゴルフに徹し、後半の9ホールすべてパーの「36」で「65」をマークした。

メジャータイ記録、ツアー最少記録は諸見里しのぶの「27」

ツアーの公式戦(国内メジャー大会)における9ホール最少ストローク記録は「29」。2013年のワールドレディスサロンパスカップでイ・ジウ、21年のツアー選手権リコーカップで古江彩佳が達成しており、今回のサイ・ペイインの「29」はこれらに並ぶ「メジャータイ記録」だ。

なお、ツアー全体の9ホール最少ストローク記録は、11年スタンレーレディス最終日に諸見里しのぶが打ち立てた「27」が、歴代1位として君臨している。また、今季は、ドコモビジネスレディス初日に岡山絵里が「28」を記録している。

難関として知られる片山津ゴルフ倶楽部 白山コースで歴史的なハーフ「29」を叩き出したサイ・ペイイン。風が強い台湾で育ったこともあり「風が吹いたほうがいい」とフェアウェイキープにイメージしやすいという独自のゴルフ観がある。「ゴルフは1日1日なので、明日も謙虚な気持ちで、できることを一生懸命にやっていきます」と2日目以降に向けて意気込んでいる。なお、原稿執筆時のサイ・ぺイインは13番をプレー中で初日とうって変わってピリッとしない。1バーディ3ボギーと2つスコアを落としている。


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