石川県の片山津GC白山C(6755ヤード・パー72)で開催中のソニー日本女子プロゴルフ選手権2日目、ツアー10年目の森井あやめが初日「71」、2日目「72」の通算1アンダーでまとめ、上位に顔を出した。多くの選手が「フェアウェイキープが大事」と口をそろえる難関・片山津ゴルフ倶楽部で、自慢の精度を存分に発揮している。
画像: 予選ラウンドを1アンダー13位タイの森井あやめ(撮影/岡沢裕行)

予選ラウンドを1アンダー13位タイの森井あやめ(撮影/岡沢裕行)

「数週間前まで1位だったんですけど、落ちちゃったんですよ」と悔しがるフェアウェイキープ率。元々はストレートボールが持ち味だったが、ドローを試したことで左右に曲がり始め、スタッツ(76.7574%)を落としていた。しかし今週は「スタンスをややオープンに、スウィング軌道もアウトインで」と、ストレートに近いフェードボールへ意識を転換。フェアウェイキープは2日連続で14分の10。スタッツ通りの70%以上の高いキープ率を誇り、できる限りラフに入れないゴルフを続けている。師匠であり今大会のコースセッティング担当・山崎千佳代プロからの「真っすぐでいい、余計なことはしない」という教えを体現している。

そんな森井のもう一つの原動力が、大好きな「お寿司」だ。実は元々生ものが食べられなかったが、2年ほど前に関西で「新地鮓ゆうじろう」や「鮨たくま」などを手がける寿司カンパニー「F&co」と契約したことをきっかけにお寿司が大好きになった。今では遠征先で「食べログ」を検索し、女性ひとりでの「ひとり飯」も平気で楽しむほど。今週も大会前に山代温泉の名店を訪れ、カウンターの端で大将とマンツーマンでお寿司談義に花を咲かせ、中トロやハタハタの炙りなどに舌鼓を打った。「予約できたらもう1回行きたいな」と笑顔を見せる。

メジャーの最高成績は昨年大会の36位。今季はメルセデス・ランキングが一時期の30位台から54位までダウンしており、50位以内のシード圏内へ向けてポイントが高いメジャーでの巻き返しをはかる。「いつも決勝で伸ばせないので、耐えながら少しでも伸ばせれば。ランキングも戻せるように頑張りたいです」と語る森井。自慢のティーショットの精度と寿司パワーを胸に、決勝ラウンドで上位進出を狙う。


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