米ツアーから11選手が出場した「ソニー日本女子プロゴルフ選手権」(片山津GC白山C)。原英莉花と櫻井心那の2人は惜しくも予選落ちを喫したものの、決勝ラウンドでは世界最高峰の舞台で揉まれた米ツアー組が地力を発揮し、最終的に5選手がトップ10フィニッシュを果たした。
画像: ソニー日本女子プロ選手権を制した山下美夢有(撮影/岡沢裕行)

ソニー日本女子プロ選手権を制した山下美夢有(撮影/岡沢裕行)

5バーディ、2ボギーの「69」で回り、通算9アンダーにスコアを伸ばした山下美夢有が、吉澤柚月(2バーディ、ノーボギー)に追いつきプレーオフへ突入。プレーオフ1ホール目で吉澤を下し、国内メジャー4勝目となる初の日本タイトルを獲得した。一方、最終組で終始優勝争いをリードした勝みなみは、16番でイーグルを奪うなど存在感を示したものの、17番で痛恨の3パットボギーを叩き、惜しくも優勝にわずか1打及ばなかった。

最終日に「65」をマークし7位に入った畑岡奈紗

画像: 最終日65で7位の畑岡奈紗

最終日65で7位の畑岡奈紗

最終日に巻き返しを見せたのが畑岡奈紗だ。芝の長いフェアウェイに対し、見事にアジャストした。「打ち込むとフェースの上部に当たり飛距離が落ちる」と分析し、それを想定したティーアップ練習を行っていたという。7バーディ、ノーボギーの「65」をマーク。通算6アンダーの7位タイでトップ10入りを果たした。また、3日目に「63」と爆発した竹田麗央は、最終日もバックナインで3つのバーディを奪い猛追。2日目の47位から、首位の山下と吉澤に1打差まで迫る粘りを見せた。

2日目から急浮上した岩井明愛は、後半11番でダブルボギーを叩くまで、一時トップに1打差へと迫る好プレーを見せた。吉田優利も16番でイーグル、17番でバーディと、終盤に怒濤のラッシュを披露。岩井千怜も最終日をアンダーパーの「69」でまとめ、意地を示した。今季、ドライバーの飛距離を落としていた馬場咲希だが、今大会では3日目までドライビングディスタンスで250ヤードを超え、全体2位を記録。最終日の測定ホールでティーショットを曲げた悔しさを口にしつつも、本来の飛びを取り戻せたことは今後に向けた大きな好材料となった。古江彩佳は通算3オーバーの40位タイで大会を終えた。

初日から順調に動員を伸ばしたギャラリー数は、最終日に5,355人を記録した。惜しくも2位となった吉澤や、全英女王で通算8アンダーの3位に入った桑木志帆ら国内屈指の実力者とともに、米ツアー組が難コースで最高のパフォーマンスを披露し、大会を大いに盛り上げた。


This article is a sponsored article by
''.