桂川有人の猛チャージ「67」で急浮上

2日目はショットとパットが噛み合い「67」を叩き出し、31位タイで予選通過した桂川有人(写真は26年東建ホームメイトカップ、撮影/姉崎正)
初日を「73(1オーバー)」で終え、予選通過圏外から第2ラウンドをスタートした桂川。カットラインをクリアするためには、確実にアンダーパーで回らなければならないプレッシャーのかかる状況だった。
しかし、この日の桂川は完璧なゴルフを展開する。スコアを5つ伸ばす「67(5アンダー)」を叩き出したが、この「67」はこの日のローリー・マキロイやアダム・スコットといったスーパースターに並ぶスコア。そして通算4アンダーでホールアウトした桂川は、予選落ちの危機から一気にリーダーボードを駆け上がり、31位タイへと急浮上して余裕の予選通過を果たした。
スタッツが示す急浮上の理由「27パット」と「パーオン率83.3%」
1日でこれほどまでにスコアを伸ばせた理由はどこにあったのか。公式スタッツを見ると、桂川の猛チャージを力強く支えたのが、ショットとパットの双方が噛み合った完璧なパフォーマンスだったことが明確にわかる。
初日は「30」だったパット数を第2ラウンドでは「27」へ削減することに成功。さらにパッティングだけでなく、セカンドショット以降の精度を示すパーオン率(GIR)においても「83.3%(18ホール中15ホール成功・全体2位)」という驚異的な数値を記録した。
ショットで作った絶好のチャンスを確実にカップへ沈め切る。初日の課題をわずか1日でアジャストし、完璧な修正力を見せたことが、「67」という数字を強力に裏付けている。
週末の決勝ラウンドに向けた期待
シビアなカットライン(通算2アンダー)の重圧をはねのけ、見事に週末の切符を掴み取った桂川有人(通算4アンダー)と金子駆大(通算3アンダー)。
特に桂川は、ショットのキレに加えてパッティングが完全に噛み合ったことで、決勝ラウンドでのさらなる爆発の予感を漂わせている。DPワールドツアー最高峰の旗艦大会という大舞台で、日本の若き才能たちが週末にどこまで上位に食い込んでいくのか。さらなるチャージへの期待が高まる。
