7バーディを奪い好調アピール! 小平智が「64」で単独首位発進

初日から6アンダーと好スタートを見せた小平(撮影/岡沢裕行)
アウトコースからスタートした小平智が、冴え渡るショットとパッティングで7バーディ(1ボギー)を奪い、「64」で堂々の単独首位発進を決めた。
1番(パー4)で8メートルのバーディパットを沈めて勢いに乗ると、3番、4番、7番でも着実に伸ばして前半(パー34)を「31」で折り返し。後半も10番、11番、14番でバーディを重ねてリーダーボードのトップへ躍り出た。
ホールアウト後の囲み取材で小平は、「調子自体はずっといいですが、なかなか噛み合わない週が多くて。今日は練習ラウンドからの調子の良さがしっかり噛み合った感じです。ただ、後半のロングホール(13番・16番)で2つとも取れなかったので、そこは勿体ない部分で課題ですね」と手ごたえと反省を口にした。
また、今大会に参戦しているバッバ・ワトソンやケビン・ナら米ツアーのスターについて問われると、「ケビン・ナさんとは挨拶もしましたし、インスタグラムも繋がっていて『日本を楽しんでいるな』と(笑)。そういう選手が来てくれるのは若い子にとっても刺激になりますし、日本ツアー全体が盛り上がってくれれば良い。僕自身も負けないように頑張りたいです」と笑顔で意気込みを語った。
山下美夢有の弟・山下勝将が「65」で2位タイ! 課題のアプローチとパットが光り猛チャージ

2位タイにつけたプロ3年目の山下勝将(写真は26年JAPAN PLAYERS CHAMPIONSHIP CHALLENGE in FUKUI、大会提供)
首位と1打差の5アンダー2位タイにつけたのが、プロ3年目の山下勝将だ。
大阪府寝屋川市出身の23歳で、1歳上の姉は現在米国女子ツアーで活躍する山下美夢有。父・勝臣さんの教えのもと腕を磨き、近畿大学時代の2022年にはACNツアー「ダンロップフェニックストーナメントチャレンジ」で史上7人目のアマチュア優勝を達成。2024年のPGA認定プロテストをトップ合格で突破し、プロ入り後はアイアンショットを武器としながらも「パットとアプローチの精度」を課題に掲げて磨きをかけてきた。
インコースからスタートした山下勝将は、前半14番(パー4)で花道15ヤードから58度で直接沈める鮮やかなチップインバーディを奪うと、続く15、16、17番でもバーディを奪い、ノーボギーの「32」(4アンダー)で折り返し。
後半アウトコースに入ると、2番でボギーを叩くも4番から6番にかけて見事な3連続バーディを奪取。7番・8番で連続ボギーを叩いたものの、最終9番(パー4)で約50cmにつけてバーディで締めくくり、8バーディ・3ボギーの「65」でホールアウトした。
「練習ラウンドでアウトコースを回ったとき『なんやこれ、どうやってスコアを出すんや』という感じでした(笑)。ただ、回っていくうちに難しいホールとそうでないホールが分かれていると分かった。セッティングが難しいのでボギーは出るものと切り替えてプレーしました。ショットはもうめちゃくちゃでほぼラフに行ってという感じでしたが、パットが良く、課題にしてきたアプローチでカバーできたのがスコアにつながったと思います。地元の親戚の方も見に来てくれているので、結果で恩返ししたいです」と振り返り、充実した表情を見せた。
同じく2位タイグループには、アウトスタートで6バーディ・1ボギーと安定したラウンドを見せた出利葉太一郎と、インスタートから7バーディ・2ボギーと伸ばした浅地洋佑が並んでいる。
終盤に圧巻の5バーディ! マスターズ覇者B・ワトソンが5位タイ好発進

マスターズ2勝のバッバ・ワトソンは4アンダーの5位タイで初日を終えた(撮影/岩本芳弘)
大きな注目を集めるマスターズ2勝のバッバ・ワトソン(米国)も大ギャラリーを沸かせるプレーを見せた。
アウトコースからスタートしたワトソンは、前半を1バーディの「33」で折り返すと、後半13番(パー5)でバーディ、続く14番で鮮やかなチップインバーディを奪って一気に波に乗った。さらに16番(パー5)から18番(パー4)にかけて怒涛の3連続バーディで締めくくり、6バーディ・2ボギーの「66」をマーク。首位と2打差の4アンダー5位タイと好位置につけた。
「ラウンド中盤でボギーを打ったりもしましたが、12番以降にバーディを取ることができて66というスコアで良かったです。13番でバーディを取り、14番でチップインバーディがあったので、自分にポジティブなエネルギーをもたらすことができました」と満足気な表情を見せたワトソン。明日への意気込みを問われると、「まずは何よりもたくさん寝ることですね(笑)」とちゃめっ気たっぷりに答え、会場の笑いを誘った。
【初日 主な上位成績】
- 1位:小平智(6アンダー / 64)[OUTスタート]
- 2位タイ:山下勝将(5アンダー / 65)[INスタート]
- 2位タイ:出利葉太一郎(5アンダー / 65)[OUTスタート]
- 2位タイ:浅地洋佑(5アンダー / 65)[INスタート]
- 5位タイ:B・ワトソン(4アンダー / 66)[OUTスタート]
- 5位タイ:宮里優作(4アンダー / 66)[OUTスタート]
- 5位タイ:永野竜太郎(4アンダー / 66)[INスタート]
- 5位タイ:玉城海伍(4アンダー / 66)[INスタート]
- 5位タイ:李尚熹(4アンダー / 66)[INスタート]
【大会概要】
- 大会名:リシャール・ミル チャリティトーナメント
- 開催日程:2026年9月24日(木)~27日(日)
- 開催コース:朱鷺の台カントリークラブ(6838ヤード・パー70)
- 賞金総額:1億円(優勝賞金 2000万円)
- 主催:リシャールミルジャパン株式会社

