肩を縦回転させよう
みなさんこんにちは。ゴルフバカイラストレーターの野村タケオです。スコアを作るのはやっぱりグリーン周りです。グリーンに乗らなかった時にいかに寄せるかでスコアは変わってきます。月刊ゴルフダイジェスト11月号の連載「読者記者がゆく。」に「30ヤードくらいがいつもショートする」というお悩み相談がありました。僕も同じような悩みがあるので、一体どうすれば解決できるのか、記事でのアドバイスを実際に試してみることにしました。

月刊ゴルフダイジェスト2026年11月号で特集されていた「30ヤード以内のアプローチのコツ」を実践!
この記事では30ヤード以内でのアプローチで距離感を合わせるのが苦手で、思ったよりもボールが上がってしまってショートすることが多いという悩みを相談されていました。指導をしてくれている中島孝之プロによると、フェースを開いた状態でインからクラブが下りてくるので、ヘッドがボールの下をくぐってしまっているのが原因ということです。テークバックでヘッドが背中側に(インサイドに)上がってしまっているためにダウンスウィングの軌道がイン・アウトになるんですね。つまり、肩が横回転してしまっているのでヘッドがインサイドに上がってしまうということなんです。ですから肩を縦回転させれば入射角が適度に鋭角になるので、しっかりとボールをとらえられるようになるということです。

(左)肩が横回転してインサイドに上がってしまうとヘッドがボールの下をくぐってしまう。(右)肩を縦回転させれば入射角が適度に鋭角になる
肩を縦回転させるにはテークバックでグリップエンドをボールに向けてクラブを上げるのがいいそうです。それを分かりやすくするためにはクラブとアライメントスティックや、もう1本のクラブを一緒に持ち、シャフトを延長して持ちます。そしてそのままテークバックをして延長したシャフトの先がボールに向くように意識して上げます。そうすることで肩が縦に回転し、ヘッドを過度にインサイドに引くことがなくなります。

右のように延長したシャフトがボールを向くように上げると肩が縦回転する感覚がわかる
やってみましたが、延長したシャフトがボールを向くようにクラブを上げると、かなり肩が縦回転する感じがして驚きます。僕もこの相談者の方と同じように、結構テークバックをインサイドに引きがちなので余計にそう感じるのだと思いますが。
ボールを打ってみると、確かに今までよりもしっかりと厚い当たりになる感じがします。フェースにしっかりと乗って押し込めるような感じですね。
また、この練習方法だとインパクト以降に左手首を甲側に折ってしまう動きができないので、手首ですくってしまうような動きにならないところもとてもいいと思いました。体をしっかりと回していかないと延長したシャフトが体に当たってしまうんですよ。この練習をすればクラブ軌道も良くなるし、手打ちにならないので、とてもいい練習だと思いました。

延長したシャフトがボールを向くように上げると肩が縦回転して厚い当たりになる感じがします。フォローでしっかりと体を回す感覚もわかります
コックをインパクトまでキープするイメージを持ってみよう
そしてもうひとつ、手首を使って打たないように、テークバックでできたコックをインパクトまでキープするようなイメージが大事だそうです。実際にはリリースが起こるわけですが、そのイメージで打つと、しっかりボールをつぶす感覚が出て飛距離が安定するということです。

テークバックでできたコックをインパクトまでキープする
これもやってみましたが、確かにボールをつぶすような感覚があります。カツっといい音がするインパクトになりやすいので、距離感も安定しそうです。リリースが早いとボールの手前にヘッドが落ちてダフってしまうので、そういうミスが多い人は特に気をつけるといいんじゃないでしょうか。
今回、肩を縦に回す練習をやってみましたが、しっかりとインパクトができるようになり、ボールが前にいく感じがしました。インサイドに引いて打つとフェースの上を少し滑ってしまい、ショートすることがあったのですが、それがなくなりそうだと思いました。同じような悩みの人はぜひ試してみてはいかがでしょうか。


