国内男子ゴルフのジャパンゴルフツアー選手会主催大会「フォーティネット プレーヤーズ カップ」最終日が25日、千葉県の成田ヒルズカントリークラブ(7105ヤード・パー71)で行われた。首位と6打差の4位タイから出た砂川公佑は「68」で回り、11アンダー2位タイで大会を終えた。優勝は追いすがる砂川らを振り切った藤本佳則が飾った。

一時はトップの藤本に1打差まで迫った砂川(撮影/岩本芳弘)
1番、2番で連続バーディを奪い前半「32」をマークした砂川は、後半も10番、12番で伸ばす。15番で2メートルのパーパットを沈めると、16番終了時点で首位の藤本佳則と1打差まで追い上げていた。
上がり2ホール。優勝を意識していたという砂川は果敢な攻めを選択する。17番(パー3・220ヤード)はカップが左6メートルに切られ、グリーン左から奥にかけて池が広がる難ホール。右からの風を計算し「3番ユーティリティで打ったんですけど、思ったより右の風が入って左に流されてしまいました」とその一打は池につかまりボギーを喫した。
続く最終18番(パー4・442ヤード)も左サイドに池が広がるロケーション。2打差を追う砂川は「藤本さんがスコアを落とすとは思えなかったんで。逃げてたら次がない」とリスクを冒してドライバーで勝負に出たものの、球がつかまり左の池へ。ダブルボギーとなったが「自分で行くって決めてミスしたなら納得できます」という2つの攻めた選択だった。
強気の背景には米ツアー「ベイカレントクラシック」での意識改革があった。「以前の自分なら刻んでいたかもしれません。でもPGAの選手は池とか風とか関係なく打ちたいところに打っていく」と刺激を受けた。世界基準の攻めるゴルフを貫き、2ホール連続で池に入れながらも「同じ場面が来たときにフェアウェイに打ち抜けるよう練習したい」と、敗戦を今後の糧とした。
「Shinhan Donghae Open 2026」で初優勝し、「ベイカレントクラシック」で世界を知り、悔しいながらも価値ある2位を経験した砂川。2勝目は遠くなさそうだ。
