吉田優利選手が米女子ツアー初優勝を4打差の大逆転勝利で決め切りました。
画像: 米女子ツアー初Vの吉田優利(写真/LPGA&Getty)

米女子ツアー初Vの吉田優利(写真/LPGA&Getty)

米女子ツアー「BMW女子選手権」4日目は、前日に引き続き雨中のプレーでしたが「フェアウェイをキャッチして、グリーンをキャッチしてっていうふうに、シンプルに」プレーしたいと前日に語っていたとおり、冷静沈着にプレーを進めます。

トップは今季メジャー2勝、世界ランク3位のユ・ヘラン。ですが、この日は大本命のユがスコアを伸ばせません。「(4打差を追う展開では)前半でトップのほうに追いつくのがセオリーと思っていたので、うまく滑り出せました」と中継したU-NEXTのインタビューに答えた吉田選手。2番でイーグル、5番からは3連続バーディを決め、フロントナインで一気に首位に立ちます。

後半はパーが並ぶ我慢の展開のなか、15番でこの日初のボギー。バーディが欲しい17番(パー5)ですが、この日はピンの位置が難しく、簡単にバーディが取れる状況ではありませんでした。そんななか、グリーンサイドからの距離のあるバンカーからピン側に寄せるスーパーショット。土壇場で後続に2打差をつけます。

18番はファーストパットを寄せきれずにボギーとしてしまいますが、結局この日は4アンダー「68」でプレーし、トータル17アンダーで後続を待ちます。すると、17番でバーディを奪って吉田選手と同じ17アンダーで最終ホールに臨んだユ・ヘランがボギー。16アンダーで最終ホールを迎えたチェ・ヘジンのバーディパットもわずかに決まらず、吉田選手の初優勝が決まりました。

「今日は(リーダーボードを)まったく見ずに、自分のプレーだけにフォーカスしてゴルフしていました」と語った吉田選手。この日のフェアウェイキープ率は100%。雨のなかでも集中力を切らさず、愚直なまでにフェアウェイにボールを置き続けたことで、勝利をつかみました。

前日までのインタビューでも順位やスコアに対するコメントはほぼなく、ひたすらプレーに集中する、戦略を実行することに徹底することを宣言していた吉田選手。ショットの技術だけでなく、その集中力の高さも存分に示した今回の初優勝でした。

「前半は(成績が出ず)今年どうなっちゃうのかなと思ったんですけど、盛り返すのが遅くなってしまいましたけど、結局優勝できて良かったです」(吉田)

画像: ひと月前には同学年の西村優菜が米女子ツアー初優勝を飾っていた(写真/LPGA & Getty)

ひと月前には同学年の西村優菜が米女子ツアー初優勝を飾っていた(写真/LPGA & Getty)

奇しくもひと月前にはアマチュア時代からともに腕前を競い合ったJGAナショナルチーム同期の西村優菜選手が米女子ツアー初優勝を挙げていました。同じプラチナ世代のライバルの初優勝から遅れることひと月。今度は自身が初優勝を挙げてみせました。


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