
ウェッジの買い替え、どんなふうに考える?(写真はイメージ)
気にならなければそのまま使う
クラブフィッター小倉です。今回は、お客様からのご質問をテーマにしたいと思います。そのお客様は、自身の使用しているウェッジを見せつつ「このウェッジってまだ使えますか?」とご相談に来られました。
ウェッジを見せていただくと、確かに溝は新品時期と比べてわずかに広がっており、フェース面のメッキも芯付近が摩耗してなくなっていました。お客様に使用感をお聞きすると「スピンは新品時期に比べると減っている気はするが、問題なく使えている。でも見た目的に傷んできたからどうなのかなと」というご返事。それであれば「使用していてもう使えないな、というところまでは使えますよ」とお伝えいたしました。
ウェッジのようなバンカーや悪いライで使用するクラブは、フェースの摩耗が激しいため、他のクラブよりも傷みが多くなります。そのため私はウェッジを消耗品だと考えています。
ゴルフに関するアイテムでグローブやグリップなど消耗品はいくつかありますが、消耗品は気になったら交換というのが私の考えです。言い方を変えれば、使用している本人が気にならなければ、そのまま使用しても問題ないと思っています。
ウェッジのスピン性能は、ボールをコントロールするために重要な性能ですが、溝が摩耗しても急激にスピン性能が下がるようなことはありません。じょじょにスピン性能が下がっていくので、よほどスピン性能に敏感なゴルファーではない限り、相当使い込まないと気にならないはずです。
もし新品時のスピン性能をずっと味わいたいというなら、使用頻度にもよりますが、最低でも1年に1回は交換したほうが良いですね。反対にそこまでスピン性能にこだわらないのであれば、多少フェースが摩耗しても本人が気になるまでは使い続けても問題はないと思います。
ちなみに私は年30ラウンド程度で7年間同じウェッジを使用していました。まだ使うつもりでしたが、まったく同じウェッジを手に入れることができたので交換しました。でも前のウェッジは、まだ手元にあり、宅配便などの都合でメインのクラブが手元にない時に使用しています。
私は、ウェッジはスピン性能よりもソールによる相性のほうが重要だと考えていますので、スピン性能はそこまで重視していません。現代のウェッジはどのモデルを選んでもしっかりスピンはかかってくれます。いわゆるお助けウェッジでも必要十分なスピン性能は持っています。
むしろスピン性能を重視するなら、ボールをしっかり吟味するほうが大事だと思います。どんなにスピン性能が高いウェッジを使用していても、いわゆるディスタンス系のボールでは、そのウェッジ本来のスピン性能を発揮しづらいはずです。
