ホストプロの意地を見せたい片岡尚之、「今週こそすごく勝ちたい」
ホストプロとして悲願の優勝を狙う片岡尚之。前週の大会では「本当に久しぶりに4日間回って、2カ月以上ぶりだったんで『あ、こんな感じか』と思いながら回った」と実戦感覚を取り戻している。自身の状態についても「ちょっと良くなってきた感じもあったので、ホストプロですし、楽しみ」と前向きだ。
昨年の本大会は最終日が悪天候で中止となる不完全燃焼に終わった。「やってたらどうなるかというのもあった。ホストプロでの優勝はプロゴルファーみんなの夢だと思うので、今週こそすごく勝ちたい」と雪辱に燃えている。
今季のスタッツに目を向けると、ポイントランキングは43位(473.575pt)、賞金ランキングは31位(2328万6043円)につけている。片岡の代名詞ともいえるパッティングの上手さは健在で、平均パット数では1.7198で全体5位を記録し、グリーン上での勝負強さが光る。また、ドライビングディスタンスでも297.64ヤード(13位)と飛距離を備えており、これらが上手く噛み合えばホストVも十分に射程圏内である。

片岡尚之(撮影/姉崎正)
ポイントトップの細野勇策、「我慢比べで上位に食らいつく」
一方、現在ポイントランキング1位(2492.174pt)で国内男子ツアーを牽引する細野勇策(ちなみに賞金額は1億1481万1555円でこちらも1位)。
プロアマ戦を終えて「今日はあまりショットが良くなかったので、ちょっと今から練習しようかなと思っている」と、現状に妥協せず即座に調整へ向かった。「バンテリン東海クラシック」は最終日に「68」を出し、12ランクアップの4位タイでフィニッシュしたことについて「4日間ずっと通していいゴルフができていて、それが最終日にちょっとハマってくれた」と、着実な手応えを口にしている。
圧倒的な強さを裏付けるように、今季は平均ストローク70.083(2位)、バーディ率4.567(5位)とトップクラスの数字をマークしている。
今週の戦い方については「なかなかタフな大会になりそう。伸ばし合いというよりも結構我慢比べのほうが自分は好きなので、なんとか上位に食らいついていけるように頑張りたい」と、持ち前の粘り強さで難コンディションを攻略する構えだ。

細野勇策(撮影/岡沢裕行)
ホストプロとしての意地を見せたい片岡と、王者として堂々たるプレーを続ける細野。秋の陣を彩るトッププロたちの熱き戦いから目が離せない。

