いま注目されている「サステナビリティ」は、これからの企業の方向性がわかる指標でもある。「長嶋茂雄INVITATIONALセガサミーカップゴルフトーナメント」での取り組みを取材してみた。
画像: ギャラリープラザでは食品ロス問題に取り組む企業も出店。地域も企業も一丸となって取り組んでいるのがわかる

ギャラリープラザでは食品ロス問題に取り組む企業も出店。地域も企業も一丸となって取り組んでいるのがわかる

「廃プラ問題」がクローズアップされることが多く、「環境のこと」だけと考えがちだが、「サステナビリティ」とは本来、自然環境や人間の活動がその機能を失わずに持続していける可能性のことをいう。このような取り組みはいまや企業にとって必要不可欠なものとなっている。

ザ・ノースカントリーゴルフクラブとセガサミーエンタテインメント株式会社は「環境のこと」「はたらくこと」「安心・安全のこと」「パートナーシップのこと」と、企業としての姿勢を明確にし、持続可能な開発目標(SDGs)に取り組んでいる。

現在開催されている日本男子ツアー「長嶋茂雄INVITATIONALセガサミーカップゴルフトーナメント」のギャラリープラザでもその取り組みがハッキリとわかる。

ひとつはすでに、用意されている絵本に現地語訳されたシールを貼ることで、公益社団法人シャンティ国際ボランティア会が展開する「絵本を届ける運動」に参加できるというもの。紛争地域で暮らす子どもたちへエンタテイメントを、という思いからの運動だ。

さらに千歳に進出した工業関連立地企業と地場企業の親睦等を目的に組成された千歳工業クラブの中の食品を扱う38社で構成される「おいしさ千歳産部会」。食品ロス問題に取り組んでおり、ギャラリープラザにて賞味期限間近の商品を格安で販売している。会場限定の“お楽しみパック”もあった。

これらのことはトーナメント期間中だけに限ったことではない。

ランドリー用のビニール袋の廃止による「廃プラ」問題への徹底や充実した職場環境を提供するため、コロナ禍における働き方の見直しはもちろん、北海道のゴルフ場業界の特性でもある期間限定雇用を減らす努力をしている。

そして地域貢献を実現するため千歳市とのより密着し、小中学生を対象にワークショップを開催。エンタテインメントに加え、サステナビリティの大切さを普及させる活動もしている。

これらの活動は主催者、会場となるゴルフ場、そして開催される地域、この強い結びつきがいかに大切か、これからのトーナメントのあり方を示しているのではないだろうか。

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