タイトリスト“中空アイアン”登場

このところのタイトリストの人気アイアンといえば『AP2』がその筆頭に挙げられるが、ここにきて、登場後すぐにツアープロもチェンジしたというアイアンがお目見えした。

タイトリスト『T-MB』アイアン!

画像1: タイトリスト“中空アイアン”登場

ご覧のように、形状こそ、その名の通りマッスルバックっぽいが、ソールからヘッド後方にかけて、銅色のデザインが施されている。これは、ソールにタングステンが装着されていることを“イメージさせる”デザイン。

画像2: タイトリスト“中空アイアン”登場

実際、内部にはタングステンウェートが内蔵されているが、ここまで広範囲ではなく、トウとヒール側に分割して入れられている。
タングステンが入れられているこの『T-MB』は中空構造で、素材と製法はステンレスの鋳造となっておる。「MB」と謳っているが、実際のところは中空のハイブリッド構造。ではどんなアイアンなのか、じっくりと見てみよう。

丸みのあるカタチで
やさしく感じる

構えてみるとこんな感じ。

画像1: 丸みのあるカタチで やさしく感じる

フェース自体は大きくもなく、小さくもなく。グースの度合いも『MB』らしくほぼストレート。それでも、全体的に丸みを帯びているフォルムで、やさしさを感じるな。トップブレードが厚いので、さらにやさしく感じるのとともに、強い球が出そうな印象を受ける。

続いてトウ側から。

画像2: 丸みのあるカタチで やさしく感じる

リーディングエッジとトレーリングエッジ(ソール後方)が削られていて、ライへの対応力が高そうじゃ。中空構造らしく、ヘッドの上部まで厚みがあるカタチになっておる。

少々芯を外しても
飛距離が落ちない!

では、試打に移ろう。打ったのは7番アイアンじゃ。

画像: みんなのゴルフダイジェスト「全力試打!ギア王」タイトリストT-MB youtu.be

みんなのゴルフダイジェスト「全力試打!ギア王」タイトリストT-MB

youtu.be

なるほど。打った感じ、非常に手にやさしい。打感の柔らかさでいったら、軟鉄鍛造のマッスルバックと何ら遜色ない、というか、人によっては、こちらの方がソフトに感じるかもしれん。軟鉄鍛造のマッスルバックで芯を喰った時のあの打感の“厚さ”のような手応えは乏しいものの、柔らかさという点ではまったく問題ない。それから打球音だが、中空のような「パチン」というような音は極めて小さく、耳に心地いい。軟鉄鍛造マッスルのそれとは違うものの、「弾く」感じはありながら、くっつく感じも残されている。
ロフトは7番で33度と現在のロフト設定としては標準的。中空構造と相まってか、弾道はやや高めと言えるだろう。高さとスピンでしっかり止められそうな弾道じゃ。

この『T-MB』、ロングアイアンをユーティリティ的に使う選手もいるようだ。
そこで、3番アイアンも打ってみた。

画像: 少々芯を外しても 飛距離が落ちない!

ほう、久しぶりに3番アイアンを打ったが、楽にボールが上がっていく。かといって、そこはアイアン、高すぎることはなく、目線の高さから大きく外れることはない。飛距離も結構出ておる。これを武器にすれば、狭いホールのティショットや、シビアなパー5の2打目にも重宝しそうじゃ。
バッグに3番(商品は2番からラインナップ)を入れておけば、アスリートを気取れるな!

通常、中空アイアンというと、飛距離を重視するモデルが多い。もちろん、この『T-MB』も飛距離は十分出るのだが、それ以上に“やさしさ”が際立った。そのやさしさは、人気の『AP2』以上。
マッスルバックのシンプルさを求めながらもミスへの寛容性を求めたい人には“最適のアイアン”と言えるのではないだろうか。

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