左に曲がったティショット。OBは免れたけれど、白杭がジャマでこのままでは打てない状況に。でも杭は人工物だもの。抜いて打っちゃえばいいのよね?

せっかくセーフだと思ったのに……

ジャマな杭は、抜いてしまえ~!
「よかったー、セーフ!」ギリギリOBではなくホッとしたのもつかの間、ボールはちょうど白杭の脇にピタリ。「このままではクラブが振れない、どうしよう。あっ! そうだ思い出した。この前、池の近くの赤杭を引っこ抜いて打つあなたの姿を見たわ。この白杭だって抜いてOKよね?」

赤杭はOK! 丁寧にゆっくり抜き差ししましょう
「ちょっと、ちょっと! あの時の私の状況は、ラテラルウォーターハザードを示す杭で『動かせる障害物』だったからよかったのよ。この場合の白杭はOBの境界を定めるためのもの、つまり『固定物』なのだからそのまま打つか、無理ならアンプレを宣言するしかないと思うわ」 さあ、果たして正しいのはどっち……?
白杭がジャマでボールが打てない!
※週刊ゴルフダイジェスト2017 1/24号「ゴルルとルール。」より(監修・小山混)