テキサス女子大学でバイオメカニクスを指導するヤン・フー・クォン教授が提唱する「地面反力」を使った理論が話題だ。最新スウィングを研究している吉田洋一郎プロは「地面に強い力を加えることで跳ね返ってくるエネルギーを使えば、筋力の何倍もの力を生み出すことができる」と言う。ダスティン・ジョンソンの飛びの秘密でもある「地面反力」の使い方を学んで、飛距離アップしちゃおう!

地面反力で飛ばすメカニズムはこれだ!

地面反力とは、たとえば作用反作用の法則に従って、地面を70キロの力で押せば、力を加えた向きの反対方向に同じ70キロの力だ返ってくる、その力のことを言う。それをゴルフにも生かそうというのが今回の趣旨。

「筋力だけで遠くに飛ばすには限界があります。でも、地面に強い力を加えることで跳ね返ってくるエネルギーを使えば、筋力の何倍もの力を生み出すことができるんです」と吉田洋一郎プロ。具体的にはどのようにやればいいのか、解説してもらった。

ダスティン・ジョンソンみたいにクラブを上げてみよう!

まず、始動からバックスウィングのお手本になるのが世界ランク1位、ダスティン・ジョンソンだ。

画像: アドレスで曲がった状態の右ひざが、トップでは伸びているのに注目

アドレスで曲がった状態の右ひざが、トップでは伸びているのに注目

「アドレスで曲がっていた右ひざが、トップでピンと伸びている。これが地面反力を利用している証拠です」(吉田)

この感覚を身につけるには、ヘッドを左足の前より先(目標側)、フォローサイドに振り出した状態から引き戻す反動を利用してバックスウィングするドリルが効果的。

画像: ヘッドを左足より前に出した状態からスタート! 引き戻してバックスウィングしよう

ヘッドを左足より前に出した状態からスタート! 引き戻してバックスウィングしよう

「右股関節の上に体重を乗せたら、右ひざを伸ばして地面を踏み込む。地面反力でクラブを上げる感覚がつかめます」(吉田)

「右足で地面を踏み込んだときの地面反力によって、体の右サイドが伸ばされる力を利用すれば、筋力や柔軟性に頼らなくても、スムーズに体が回り、クラブを引き上げることができる。バックスウィングで右ひざは伸びるのが正解という考えです」と吉田プロは話す。筋力が落ちてきた人やもともと筋力がなくて飛ばない人でも飛ばせる、それが地面反力を生かした打ち方のいいところなのだ。

(週刊ゴルフダイジェスト2017年3/14号より抜粋)

コメントを読む・書く

This article is a sponsored article by
''.