渾身のティショットは、どうやらOBの可能性が高いみたい。念のため暫定球をティアップしてアドレスしたところで、同伴者に「暫定球の宣言をしていない」と指摘されちゃったんだけど……。
画像: 「やっちゃったかも⁉ ファーッ!!」

「やっちゃったかも⁉ ファーッ!!」 

ティショットが曲がってしまい、右の林の方向へ。ガサガサガサ…… 「あ! ヤバッ!!」「う~ん、あそこはもしかしたらOBかもしれないわ」

画像: 「やっぱり、このボールのせいかしら……」

「やっぱり、このボールのせいかしら……」

「スウィングはそんなに悪くなかったし、もしかしたらこのボールが私に合ってないのかなぁ? このタイミングで違うボールに変えようかしら」。

画像: 「今度はこっちのボールにしてみるわ」

「今度はこっちのボールにしてみるわ」

「今のはOBかもしれないから、一応、こっちのボールでもう1コ打っておくわね」。「うん、念のためそのほうがいいかも!」

画像: 「体が開かないように……」。「って、ちょっと待ってー!!」

「体が開かないように……」。「って、ちょっと待ってー!!」

「ねぇ、ちょっと待って! 暫定球を宣言した?」

「“暫定球”とは言っていないけど、『もう1コ打つ』とは言ったわ。この状況でもう1コ打つってことは、どう考えても暫定球のことよね。何も言わずに打ったら即インプレーだけど、今のは問題ないんじゃない?」

「単に『もう1コ打つ』と言っただけでは、そのボールを“暫定球として”プレーするつもりなのか判断できないから、はっきり『暫定球を打つ』と言わないとダメよ。そのまま打つと、1球目は即紛失球扱いになるわよ」。

さて、2人の見解のうち正しいのはどっち?

「暫定球」と言わずに打つと……?

  • 暫定球を宣言したことにならない

    暫定球をプレーする場合は、その意思を同伴競技者に告げなければならない(規則27-2a)。その際、「暫定球」という言葉が明確に使用されているか、または規則に基づいて処置する旨が明白に述べられていなければならず、「もう1つ打っておこう」と述べただけでは暫定球の意思表示とは認められない(裁定27-2a/1)。

  • 「もう1コ打つ」で十分に通じる

    暫定球をプレーする場合は、その意思を同伴競技者に告げなければならない(規則27-2a)。その際、「暫定球」という言葉が明確に使用されているか、または規則に基づいて処置する旨が明白に述べられていなければならず、「もう1つ打っておこう」と述べただけでは暫定球の意思表示とは認められない(裁定27-2a/1)。

  • 暫定球を宣言したことにならない
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    1227
  • 「もう1コ打つ」で十分に通じる
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週刊ゴルフダイジェスト9月19日号「ゴルルとルール。」より(監修・小山混、写真・Norio Tsuburaoka)

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