ほけんの窓口レディースで2017年初勝利を挙げた鈴木愛。今季は10戦に出場して今回の優勝を含むトップテン入り6回と抜群の安定感を誇るそのスウィングを、みんなのゴルフダイジェスト編集部員でプロゴルファーの中村修が解説。キーワードは「右脚」だ。

右脚が始動からトップまで一切動かない!

身長155センチと小柄ながら、平均飛距離は235.80ヤード(ランク37位)としっかりと飛ばしている鈴木愛選手。彼女のスウィングで是非参考にしてもらいたいのが、バックスウィングでの「右脚」です。とにかく、始動からトップまでぴくりとも動いていません。

右脚が動いていないということは、右サイドが不動だということ。これにより、非常に深い捻転をとることができています。テークバックのスタートでクラブをインサイドに引く動きが見られ、これは通常あまりいい動きではないのですが、トップではお手本のようなかたちに収まっています。これも、不動の右サイドあらばこそ。

ダウンでは「不動の左脚」が良質ダウンブローを生む

画像: ダウンでは「不動の左脚」が良質ダウンブローを生む

この「不動の右サイド」があることにより入射角が安定することから、小柄ながらしっかりとターフをとる、ダウンブローのスウィングができています。上の写真を見てもらうと分かりますが、ダウンスウィングでは左ひざが伸びず、余裕のある状態でインパクトを迎えています。下半身が伸び上がらない分、しっかりとターフをとって、スピンの効いた切れ味鋭いショットが打てるんです。

とにかく練習の虫で、暗くなるまで練習している姿が印象的な鈴木選手。今回の優勝で賞金ランクも2位。現在キム・ハヌル選手が頭ひとつ抜け出していますが、「ストップ・ザ・ハヌル」の一番手に名乗りをあげた形です。このスウィングを続けていけば、もちろん賞金女王も十分に狙えると思います。

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