2017年いっぱいでの引退を表明した宮里藍。国内で現段階で参戦を予定している“最後の試合”が、明日2017年6月8日に開幕するサントリーレディスだ。その開幕前日、日本中の注目を一身に集める宮里が、記者会見に臨んだ。その模様を(ほぼ)ノーカットで!

「いい意味で、自分に期待はしない」

Q:昨日(火曜日)はすごい緊張していると言っていましたが、今の心境は?

「もうやるしかないので。緊張は緊張で、いい緊張感だと思いますし。あとは自分のプレーをひたすら集中してやるだけ。その辺は大丈夫だと思います」

Q:神戸(大会が開催されるのは兵庫県)入りしてから、神戸っぽいものを食べたりは?

「してないです。(神戸牛は……?)食べてないです。時間があれば食べたいです。(焼き鳥は……?)焼き鳥も行ってないです(笑)」

画像: 有村智恵(左)と原江里菜(右)、藍を慕う東北高校の後輩たちと

有村智恵(左)と原江里菜(右)、藍を慕う東北高校の後輩たちと

Q:雨のコンディションが予想されるが、スコアを作る鍵は?

「グリーン上だと思います。グリーンが特徴的なコースなので、どれだけラインを読めるかと、コースマネジメントもどこまでちゃんとできるかが勝負だと思っているので。とにかくパットが一つでも多く入ってくれればと思っています」

Q:やはり、アンジュレーション(傾斜)が読みにくい?

「グリーンが基本的に大きいので、大きいアンジュレーションは見えているんですが、大きいアンジュレーションにゴマかされてされて厚め(曲がりを大きく)読んでしまうパットが多くあります。薄くラインを読む勇気というか、その辺を割り切ってやれたらと思います」

Q:(最終日に6連続バーディをマークするなど64の好スコアをマークした)中京テレビ・ブリヂストンレディスで「手応えが確信に変わった」と言っていたが?

「あとは集中力がどれだけ上がるかだと思います。中京は初日二日と体調も悪くて、思うようなコンディションではなかったのですが、最終日にやっと体調がよくなって、その分いい集中力で回れたのが、結果につながりました。明日も自分の中でいい集中力を保てれば、それなりに結果はついてくると思います」

Q:自分に対して期待している?

「期待は逆にしていないですね。非常に気持ちのもっていき方も難しいですし、自分が決めたこと(引退)に対してこれだけみなさんが注目してくださっていて、その中で普段のゴルフができるかといったらすごく難しいですし。いい意味で期待はせずに、できることを精一杯、一打一打やっていくしかないですね」

「14年間積み重ねてきたことの、集大成」

Q:大ギャラリーが予想されるが、それは意識する?

「私にとってみたら日本の試合は毎回すごいギャラリーなので、そこは意識はしていないです。アメリカに比べたら、1番ホールのスタートホールからギャラリーでぐるっと囲まれているだけでもすごいこと。今年もすでに何試合かやっていますし、大丈夫」

画像: 火曜日、パッティンググリーン上で仲良しのイ・ボミと。世界中どこに行っても藍は大人気で、選手たちからリスペクトされている

火曜日、パッティンググリーン上で仲良しのイ・ボミと。世界中どこに行っても藍は大人気で、選手たちからリスペクトされている

Q:日本では毎回大きな注目を集めるが、今週はその中でも異質では?

「今までは結果を残して当たり前というところもあって、いいプレーをして欲しいという応援の方が多かったと思うんですけど、引退を発表したことで、見られるのがこれが最後かもしれないと思ってくる人も多いと思うので、普段の試合とは違う雰囲気になると思いますが、その中でも淡々と自分のペースでどこまでできるかが自分の中で重要なポイント。それを18ホール通してやりたいです」

Q:これだけ注目されると、集中力を保つのが難しい?

「集中力は逆に上がると思うんですけど、自分が結果を求めすぎても空回りしますし、目の前の一打の積み重ねの延長に優勝があると思っているので、それができるかどうかの不安はある。その不安を受け入れるのも大事かなと」

Q:寝れてる?

「寝れてます(笑)」

Q:残り数試合と決まっている。それでも淡々と?

「今更大きいことはできないので。自分のゲームを14年間積み重ねてきて、その積み重ねてきたものの集大成。これだけ試されている条件の中で、14年間やってきたことが、どこまでできるか楽しみです」

(撮影:有原裕晶)

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