PGAツアーFEDEXカッププレーオフ第1戦 「ザ・バークレイズ」 の開催コースであるプレーンフィールズCCから西に25㎞、またはニューヨーク中心街から車で南西方向に1時間半行ったところにUSGA(全米ゴルフ協会)本部と博物館がある。


USGAミュージアムのHP

1972年にこの場所に移転して以来たくさんのゴルフファンや関係者がここを訪れゴルフの歴史や歴代チャンピオンのクラブを観察する事ができる。

入場料は大人7ドル(USGA会員は5ドル)。
13-17歳のジュニアは3ドル50セント、12歳以下は無料。

画像: ニューヨークに来たら是非、USGA本部へ!

博物館にはボビー・ジョーンズ、ベン・ホーガン、アーノルド・パーマーの特別部屋に今年5月
新しくジャック・ニクラスが加わった。

銅像

画像: 銅像

1980年バルタスロール開催の全米オープン。ジャック・ニクラスは青木功と4日間プレー。ニクラスが通算8アンダーの272ストロークで青木功を2打差で破り4度目の全米オープン制覇。18番でパットを決めた瞬間の有名なガッツポーズの銅像が、特別部屋の入り口に配置されている。

37年間(!) 使用し続けた3番ウッド

画像: 37年間(!) 使用し続けた3番ウッド

1958年から1995年までなんと37年間もジャック・ニクラスが使っていた3番ウッド。マグレガー社のトミー・アーマーモデル。PGAツアー73勝、メジャー18勝は、この3番ウッドを使用していた。

1番アイアン

画像1: 1番アイアン

マグレガー VIP 1番アイアンは、1967年から1975年まで愛用していた1番アイアン。この1番アイアンを使用してメジャー7回制覇。1967年全米オープン(バルタスロール開催)最終日、最終ホールで238ヤードから2オンに成功。1972年全米オープン(ペブルビーチ開催)の最終日17番でピンに当てたショットなど、この1番アイアンで放ったショットは有名だ。


画像2: 1番アイアン

博物館の裏には「ザ・パインズ パッティングコース」もある。
英国セントアンドリュースにあるような起伏に激しいエリアもある。
プレーフィは5ドル。


画像3: 1番アイアン

ボールは昔のガタパッチャボールが1個支給される。パターは木製ヒッコリー式を含め色々なスタイルのパターを無料で使う事ができ、9ホールのホールを楽しむ事ができる。


Profile

画像: アンディ和田 1968年生まれ。14歳で渡米し、南カリフォルニアでゴルフを始めてアリゾナ大学へ進学。91年にプロ転向しアメリカ国内のミニツアーやカナダ・南米・豪州・アジアなど25ヶ国でプロの試合を経験。ゴルフチャンネルでトーナメント解説者に転職後、現在は所属フリーで活動中

アンディ和田
1968年生まれ。14歳で渡米し、南カリフォルニアでゴルフを始めてアリゾナ大学へ進学。91年にプロ転向しアメリカ国内のミニツアーやカナダ・南米・豪州・アジアなど25ヶ国でプロの試合を経験。ゴルフチャンネルでトーナメント解説者に転職後、現在は所属フリーで活動中

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