【毎週金曜更新】アマチュアゴルファーのお悩み解決レッスン。
プロゴルファー木村友栄の「わかりました!」
木村 友栄(きむら ともはる)
通称:キムトモ。1976年生まれ。日大ゴルフ部出身。日本学生選手権優勝。現在は、ツアーに挑戦しながらニュー南総GCでレッスン活動も行っています!
今回は成島功一朗さんにお悩みを聞きました。
成島さんは、5番アイアンをビシッと打てるようになりたいとのこと。
早速、キムトモのレッスン開始!POINT3つを紹介します。
これで解決方法が「わかりました!」
POINT1
アドレスではボールの位置とフェースの向きに注意
ポイント⓵では成島さんのアドレスをチェックします。球が上がりにくいと思っているせいか球を左に置いてロフトを寝かせて、少し開き気味に構えていました。この構えだと上手く当たっても右に弱くスライスする、球が左に置きすぎるせいでダフリも出やすくなってしまいます。
基本の構えはどのアイアンも、ターゲットにスクェアにセットします。ボールの位置は一番長いクラブのドライバーが左足かかと延長線上で一番短いクラブのSWがスタンスの真ん中。手元の位置はどのクラブでも左足モモの内側にセットします。SWが真ん中でクラブが長くなるにつれて徐々に左寄りになると覚えましょう。
ミスショットの原因がスウィングよりも以前のアドレスにある場合が多く感じます。先ずは正しくアドレスをとった上で次にミスショットの原因(スウィング側)を探しましょう。
POINT2
バックスウィングは軽やかに、テンポ良く
続いてスウィングのテンポをチェックします。
成島さんは、5番アイアンの苦手意識からかゆっくり丁寧に上げていたのは良かったのですが長いクラブではテンポよく振ることでヘッドスピードを上げることも重要なポイントとなります。クラブの長さ、重さを最大限に利用してテンポよく振るために木村プロがうってつけのドリルを紹介してくれましたね。素振りのスタートをインパクト後の位置から始めます。
そうするとクラブヘッドの重さを感じながらバックスウィングできますのでスムーズにダウンスウィングからフィニッシュまでテンポよく振れます。何度か繰り返してからその感覚をイメージしたまま実際にボールを打ってみると、インパクトに力が集中せずにフィニッシュに向けて加速していくスウィングになってきます。
POINT3
バックスウィングではコックを使おう
最後のチェックポイントはバックスウィングで”コック”をすること。
ヘッドスピードを効率よく上げるために”コック”は不可欠です。コックを使うとテコの原理で手元のスピードよりもクラブヘッドのスピードは格段に上げることができます。もしコックを使わずにスピードを上げようとするなら、体の回転スピードを上げるしかありません。アプローチのような飛ばす必要のないショットではコックを使わずにスウィングすることで、距離のコントロールやミート率をあげることができショットの種類によってはコックを使わないメリットもあります。
今回は5番アイアンのショットなので、積極的にコックを使うことでスムーズにヘッドスピードを上げましょう。もう一つののメリットはクラブの入射角です。コックを使ってバックスウィングするとダウンスウィングでもクラブと手首に充分な角度が付きやすくなります。いわゆる”タメ”が作られている状態ですね。すくい打ちを防ぎ軽いダウンブローでしっかりとしたインパクトが実現できます。
コックの目安はバックスウィングで左腕が地面と平行になった位置(※ハーフウェイバックいいます)でクラブが立った状態になるように試してみましょう。
キムトモの悩み解決レッスンでこ~んなに改善されたのですが・・・どれだけ直ったかは動画で確認してくださいね!
キムトモに教えてもらいたいアマチュアゴルファー大募集!
キムトモこと木村友栄プロに実際に教えてもらいたいアマチュアゴルファー大募集!例:アイアンでボールがつかまらない。ドローを打つにはどうしたらいいの?などなど…。お名前 年齢 ハンディキャップ ゴルフのお悩みを明記の上、上のメールアドレスに送って下さい!※撮影は千葉県で行います。ご応募お待ちしていまーす!