元気いっぱいのしっかり者
Q&A
ゴルフを始めたきっかけは? | テレビで活躍している選手を見て”かっこいい”と思ったのがきっかけです。 |
---|---|
持ち球は? | ドローですね。 |
仲良しの選手は? | 松森彩夏とか、渡邉彩香とか。同期と仲がいいです。 |
好きな選手のスウィングは? | チェ・ナヨン選手。スパンッってキレイなスウィングで自分もああいうスウィングを作りたいです。 |
好きな食べ物は? | うなぎ!スタミナつけるのにもってこい! |
逆に嫌いな食べ物は? | ウニとイクラ。においがダメですね。 |
休みの日は何してる? | 買い物とか部屋の掃除かな。休みの日は、ららぽーととかIKEAに出没(笑) |
好きな有名人は? | 女性なら北川景子に黒木メイサ。男性なら竹ノ内豊と玉山鉄二! |
彼氏にするなら? | ゴルフしない人がいいかなー。してもいいけど、小さいことが気になっちゃうから上手い人がいい! |
デートに行くなら? | <温泉でまったりデートがしたいな。/td> |
INTERVIEW
何でもハキハキ答えてくれる元気な美咲ちゃんに、根掘り葉掘り聞いちゃいました!
小さい頃から、両親には「18歳まで続けられることをしなさい」と言われてました。私は双子の妹なんですけど、姉は「ピアノがやりたい」と言ってて、私は逆に体を動かすのが大好き。何がしたいのかなって考えたときに、父がよくテレビでゴルフの試合を観ていたんです。
テニスやサッカーみたいに選手が動いているのをお客さんが囲っているのと違って、ゴルフはギャラリーが選手について回るじゃないですか。そのときにプロを見て「かっこいい!」って思ったんです。それから「ゴルフをやりたい」と思いました。でも、両親は「すぐにやめるだろう」って思ってたのに、私自身はゴルフが楽しくて仕方なかったんですよね。
近くには練習場もあってそこでクラブも無料で貸してくれたし、ラウンドも担いでやるとハーフを無料で回らせてくれたり。ゴルフをする環境にはとっても恵まれてました。小学校のとき、ラウンド行ったら、ギャラリーがいると思ったのにいなくて。当時教えてもらっていた先生に聞いたら「プロのトーナメントに出ないとギャラリーはいないんだよ」って言われて、絶対にプロになろうって決心しました。
一番の先輩は、上田桃子
上田桃子さんとは一緒にいさせてもらっていて、ご飯とかもよく連れてってくれるし、考え方とかコースのこととかの話を聞かせてもらえるし一番尊敬している先輩です。桃子さんのすごいところは「これだけは突き通す」という根性があるところ。オフの時間は何をするかとか、来年のことはもう考えてる。常に先のことを考えてて今に満足してないところが強いなって感じます。
私はジュニア時代、誰かのプレーを見るよりも練習していた方がいいなって考えていました。昨年のCATレディースで桃子さんが優勝した時、桃子さんは朝一で練習に来てて、プレーがスタートして18ホールを迎えたときを見てたんです。その時の桃子さんはやっぱり余裕があって絶対これを決めなきゃ流れが変わるってときは決めてくる。
そういう腹のくくり方というかモチベーションを保つこととか、試合前の準備が大切だとか、行動の全部が意味を持っているところを真似したいって思います。桃子さんは、私が悩んでることとや自身で気づいてないところをどんどんアドバイスしてくれるので勉強になっています。
ダスティンをイメージして
今、重点的に練習をしているのはフォローサイドの動きなんですけど、すぐ下からクラブが入っちゃって、左のサイドが高くなってヘッドが走らないというか、クラブが全く仕事をしなくて。つまっちゃうクセがあるので、そこを上手くローテーションさせてあげるのが理想だなって思ってます。もっと仕事させるって言い方が近いかな?
全くローテーションしないで、基本ブロックしちゃって、それでヘッドだけ返しちゃて巻き込んじゃうか、左に出したまま返ってこないっていうミスが目立ってました。コーチと話して、上手くローテーションさせていくことが一番いいんじゃないかなって思ってます。
関心があるのは、ダスティン・ジョンソンのスウィング。クラブがスパァンって戻ってくるのが早いから、パワーの違いはあるけどあれくらいヘッドがこうパチンとローテーションしてくるイメージは持ちたいなって思ってます。
逃げずに結果と向き合う
2016年のシード権は厳しくなってきちゃったけど、2015年、残りの試合は諦めないでしっかりとやります!初めて今年1年出て、来年もここでゴルフしたいし、身近な目標であるQTを頑張りたい。来年はレギュラーツアーに出て、もっと上で戦って、質の上がった悩みを経験できたらなって思います。
どんなことも向き合ったら答えは出てくる。すぐに出るか時間が掛かっちゃうかわからないけれど、何かつかんでやっていくっていうのを自分の中で持っていたいです。短所ばかりじゃなく長所が増えないと”ここ一番”のときに力が出ないから、ちょっとずつでいいから長所を増やしていくってことを大事にしたいな。ずっと「こんなはずじゃなかった」って逃げていたので結果には目を背けず逃げずにやっていきたいと思います。
常に上を目指す美咲ちゃん!これからの活躍に期待したいね!
写真/矢田部 裕
取材トーナメント/2015年 CATレディース