こんにちは!ケンジロウです!(^^)!今回のネタは前回に続き新作のシャフト事情最前線。前回はツアーADのGPとアッタスG7を載せました。まだご覧になっていない方はこちらにアクセス!↓
今回はフジクラの「スピーダー エボリューション2」(以下エボ2)と三菱レイヨンの「KUROKAGE XM」(以下クロカゲXM)をご紹介。両社ともこの秋発売の大注目シャフトですよ~(-_-)/~~~ピシー!ピシー!
エボリューションシリーズは女子ツアーで大フィーバー
まずはエボ2の話から始めましょうか♪昨年の登場以来、一大ブームを起こしているのが「Speeder EVOLUTION」(青色)。未だに女子ツアーではドライバーのモデル別使用率ナンバー1と、依然として高い人気を誇っています。
その2代目が9月11日(金)に発売した「Speeder EVOLUTION Ⅱ」(オレンジ色)です。ツアーではすでに5月ごろより出回り始めていて、プロの評判も上々。使用選手もじわじわーっと増えています。ではいったいどんな性能なのか?
フジクラシャフトのツアー担当・飯田浩治さんによれば、「青のエボリューション(初代)は手元がしっかりとしていてインパクトでビュンと弾くタイプ。今回のエボ2は中調子で勝手にビュンとは走らずに、挙動が安定しています。割とクセのないシャフトですね」とのこと。
何でもアイアンシャフトのMCIで採用している金属をコンポジットするMCTというものをシャフトの手元側に入れているので、シャフト全体的に動きすぎない安定感があるとか。(・_・D フムフム
このエボ2を使って、8月の札幌オープンに優勝したのが今野康晴プロ(757のX)。使用するテーラーメイドのR15ドライバーにぴったりはまったみたいです♪今野プロはグラファイトのPTを長年使ってきただけに、エボ2はやはりPTに似たような”クセのない系”のシャフトなのかもしれないですね。
また今野プロのように自分で球をつかまえるタイプにはこのエボ2が合うみたいです。ちなみに今野プロのシャフトは黒バージョンのエボ2プロトタイプです(―_―)!!
ちなみに、チャレンジツアーで2勝を挙げKBCオーガスタで最終日最終組で回った池村寛世君もエボ2にはまっているみたいですよ。(スペックは70gのX)また先月から尾崎直道プロもエボ2にチェンジ。ヘッドはテーラーの新しいグローレFオレンジバージョン。エボ2とセットのクラブを数量限定で売るみたいですよ~。
このエボ2ですが、やはり女子ツアーでもじわじわと使用者が増えているんです。元々「スピーダー エボリューション」(青色)は女子ツアーで大人気と先ほども書きましたが、藤田光里、掘琴音、江澤亜弥といったところはピンクバージョンのカラーリングのシャフトを愛用しています。
そして新しいエボ2を使い始めたのは菊地絵理香(ドライバーテスト中、3W、5W、UT2本)、酒井美紀、比嘉真美子、中村香織、菊地明砂美、濱美咲ら。中でも現在賞金ランク5位と好調の菊地絵理香は、「エボ2に変えて球が強くなって飛ぶようになりました。最初UTだけ変えたらFWと同じぐらい飛ぶようになって……、それでFWのほうもエボ2に変えてたんです。スピンが減って球が前向きに飛んでいきます。あとはドライバーもエボ2に変えようとテストしているところです」とコメント。
女子ツアーのスピーダー人気はしばらく続きそうですね(-。-)y-゜゜゜このエボリューションには
さらに黒色の「エボリューションTS」があります。シニアツアーで活躍する芹澤信雄プロが使っていて「なんか芹澤が飛んでるぞ」と周りのシニアプロがざわざわしているみたいですよ~(笑)。ちなみに芹澤さん、クリークはエボ2みたいです(―_―)!!
ちなみにこの黒エボは、あの飛ばし屋のダスティン・ジョンソンが使っていることでも有名です。
黒エボは、青エボやエボ2(オレンジ)よりハードで、左に嫌がるタイプに合うしっかり叩けるタイプみたいです。芹澤さんとダスティンも気に入るシャフトって……けっこう幅が広いね~((+_+))
さてさて、これでスピーダーの4兄弟が揃いました。まとめてみると、こんな感じのようです↓
←つかまる つかまらない→
白(モトーレスピーダー) 青(エボ) オレンジ(エボ2) 黒(エボTS)
あなたはどの“スピーダー”を選びますか?ちなみに僕はいま青のエボを使ってますよ~(-_-)/~~~ピシー!ピシー!
エボリューション2に新クロカゲの最新情報 2/2に続く