先日行われたPRGRレディスで堂々の2位に入ったのは、プロ7年目の藤崎莉歩。自身初のトップ10入りはオフの間に取り組んだアプローチの強化のおかげだという。「みんなのゴルフダイジェスト」で以前取材した“素顔の藤崎莉歩”をご紹介しよう。

インタビュー「ポーカーフェイスって言われることも結構あります」

父がティーチングの仕事をしていたので、小さいころからゴルフが身近にありました。小2の頃に練習に連れていかれてクラブを握ったのが、ゴルフを始めるきっかけです。当然、ちっともボールに当たらなくてつまらくなり、一度ゴルフをやめちゃったんです。

画像1: インタビュー「ポーカーフェイスって言われることも結構あります」

でもその後、何となく再開して、小5の時に近くで開かれる大会にエントリーしてみようということになり、本格的に取り組むようになりました。結果は、惜しいところで予選落ちになってしまったんですが、その時の悔しさをバネに、ゴルフ一筋で行こう! と決意したんです。

私、感情が顔に出にくいんですね、よくも悪くも(笑)  自分ではめっちゃ焦ってんのに、それが伝わらなかったりすることがあるんです。感情の起伏が少ないのかもしれません。ポーカーフェイスって言われることも結構ありますね。でもそれって、ゴルフをするときには結構有利かも。でも、もっと気持ちを前に出していきたいなって思うこともあるんです。

画像2: インタビュー「ポーカーフェイスって言われることも結構あります」

2014年シーズンにレギュラーツアーで韓国の選手を見て、びっくりしました。特に驚いたのがアン・ソンジュさんとイ・ボミさんです。お二人とも、左足の使い方がすごく上手。アンさんはほぼベタ足で、すごく安定したスウィングをするし、クラブの使い方も上手いから結果が出るんだなあって。すごく勉強になったんです

私の悪いクセは左足が流れてしまうこと。いわゆる左のカベですね。それが上手く作れず、スウィングが崩れてしまうことがあるんです。それを直すために、トレーナーさんを付けて体幹トレーニングをしています。やっぱり、ゴルフに下半身強化は欠かせないんですね。

10年後ですか?? うーん、そうですね、その頃はもう30代になってますから、ゴルフを続けてはいないんじゃないかと思います。20代のうちにゴルフで結果を出して、「もうやりきったな」って思えればいいんです。人生のすべてがゴルフじゃないし、30代になったら家庭も持ちたいなって。理想は横峯さくらさんですね、(2015年1月現在)引退されてはいませんけど、独身のうちに活躍して、結婚。すごく憧れます!

写真/矢田部裕

取材トーナメント/樋口久子 森永レディス(2014年)

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