GWが明けると今度は気になってくるのが梅雨。旅担当の私としても、ジメジメした写真ばかりだと辛いという個人的事情もあり、頭の痛い季節です。
そんな時、まず挙がるのが北海道。梅雨のジメジメした東京を脱出し、飛行機で1時間半。澄み切った青空と空気が、いつも待っていてくれます。※ちなみに担当は雨男
千歳空港から札幌へ。国道36号線沿いには全日空オープンが開催される井上誠一設計・札幌GC輪厚Cやセガサミーでおなじみ、青木功設計ザ・ノースCCなど、トーナメントコースが後ろ髪をグイグイと引っ張ってきますが、ここは心を鬼にして『小樽CC旧コース』へ。
小樽の近くにはNHKドラマ『マッサン』で注目を集めたニッカウヰスキーの余市蒸留所があります。旧コースを回りながら、北海道開拓史に思いを馳せるのも良いですね。
夕方になれば、こんなロマンチックな光景が広がります。ちなみにこの写真、どうにかして高いところから撮りたいと、近くにあるラブホテルさんへ直撃し、屋上をお借りして撮影しました。最初はカウンターで怪訝な顔をされました(しかも後ろにかなりの年の差カップルが並んでいた)が、親切にも屋上まで案内していただき、夕方まで待たせていただいた渾身のカット。レンズの向こうに広がる抒情的な景色とファインダーを覗く側のロケーション(ラブホの屋上)、後ろに並んでいた超年の差カップルよろしく、ちょっとシュールな関係…。