こんにちは。番記者H部です。女子ツアー盛り上がっていますね。今回は現在賞金ランキング1位のキム・ハヌル選手のクラブセッティングをお見せします。
ただいま絶好調ですからね。いったいどんなクラブを使っているのか?中身を見てみましょう。
まずはドライバー。彼女、飛びますからね。いったいどんなスペックなのでしょうか?モデル名は「TW727 455ドライバー」のプロトタイプ。ヘッド体積は455CCですが見た目はほとんど460CCです。少しだけシャロー目のヘッドとのこと。
シャフトは弾き系のVIZARDのYAというシャフト。55gのRを使っています。「手元はしっかりしているので、そんなに柔らかく感じてないのでは」とはホンマゴルフのツアー担当の方のコメントです。一方でスプーンには粘り系のシャフトを入れているそうですよ。
続いてユーティリティ3兄弟。TW727UT、19度、22度、25度の3本です。もうこの3本はアイアン感覚で打っていくタイプで、シャフトはVIZARDのUT75が入っています。5番アイアンを抜いて、ユーティリティを厚くするというのは。女子プロで最近よく見られる流れですよね。
6I~10IはTW727Vアイアン。NS950GHのRを入れています。そしてウェッジは48、52、58の3本。こちらはNSのウェッジ用シャフトを入れています。48度のギャップウェッジを入れていることも、グリーン周りを重要視しているというのが伝わってきます。
パターはオデッセイのミルド・コレクション SX #1。昨シーズン、マンシングウェアレディスで初優勝した時のパターです。今季開幕戦などで別のパターに替えましたが、結局これに戻して、その後優勝。相性がいいんでしょうね。
この14本は昨年の夏からほぼ変わっていないそうです。ちょうどそのころから、調子が上がってきましたものね。「調子がいいときはクラブはいじらない」、それはやはり鉄則なんでしょうね(-_-)/~~~ピシー!ピシー!
写真/有原裕晶