2011年、米国・欧州ツアーで史上初の同時賞金王となったルーク・ドナルド。449ホール連続3パットなしという記録を打ち立てるなど“パット巧者”としてのイメージが強いけど、そんなに連続して3パットがないということは、アプローチの技術も長けていることに疑う余地はありません。
そんなルークのウェッジ、すんごくかっこいいんです! 実使用のウェッジを撮影させてもらいました。
![画像: ルークは54度と60度の組み合わせ](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782728/rc/2016/05/16/2d2fa60abffecb70de1f05f2330c998d7051b3b6_xlarge.jpg)
ルークは54度と60度の組み合わせ
ミズノの『S5』というモデルなんですが、何と言っても特徴なのはカラーですよね。透明感ののあるメタリックブルーが目を引きます!
![画像: フェースとネックのつながりがいい](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782728/rc/2016/05/16/b913b1a11791e2ee448bcdddad69c40d59ef0449_xlarge.jpg)
フェースとネックのつながりがいい
構えた感じはクセのない「ティアドロップ」形状。ミズノのアイアン、ウェッジは“フトコロ”の作り方が上手い、とよく言われますが、この『S5』もストレートネックでありながら、フトコロの包み込む感じが絶妙です。
へぇ~、フェース面の傷って、センターからトウに向けて斜めにつくのが正しいんですねφ(..)メモメモ
![画像: 打点の裏側に厚みがあり、打感もよさそう](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782728/rc/2016/05/16/d1e0e1b52c9c82a14ca19ecb6d1b5994f8f60689_xlarge.jpg)
打点の裏側に厚みがあり、打感もよさそう
トウ側から見ると、ソール幅が広いのが良くわかりますね。ソール後方が削られているのも見てとれます。
そして、もうひとつ特徴的なのが、バックフェースの真ん中部分がえぐれていて、上にひとつ厚みを持たせていること。
![画像: 独特な形状のバックフェース](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782728/rc/2016/05/16/5e47222451d4127ea819c490e4298af7570b737c_xlarge.jpg)
独特な形状のバックフェース
これによって、重心が高くなり、スピン量が確保しやすくなるといいます。ウェッジの溝規制以降、溝以外でスピンをかけるための工夫のひとつですね。
球と手首とアゴが一直線
これが基本の構え方
最後に、ルークが読者のみなさんに、PGAツアーのトレンドの“寄せ方”を教えてくれました!
![画像: 球と手首とアゴが一直線 これが基本の構え方](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782728/rc/2016/05/16/c838645845e7567e642c723f089af51aa53dd100_xlarge.jpg)
「アプローチはソールを使って打ちます。とくにバックエッジ(トレーリングエッジ)を使うことが大事です。ハンドファーストをきつくして、球を打ち込んで無理にスピンをかけるのは、ミスのリスクが高い。シャフトは真っすぐ、もしくはハンドレート気味にして振るのが今のボールとクラブには合っています」
![画像: ボールの位置は左足親指の前](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782728/rc/2016/05/16/8211d462d755918203edb09ef9880e6ded6382c0_xlarge.jpg)
ボールの位置は左足親指の前
「それをマスターするのにお勧めしたいのが“左足1本ドリル”。右足は一歩引いてつま先立ち。ボールとグリップとアゴを一直線に結ぶことで、ボールの真上に重心がセットされます。その重心をインパクトまでキープする。そうするとクラブの最下点で毎回打てるので、高さもスピンも安定するんです」
![画像1: ルークの青いウェッジ
ちょ~クール!](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782728/rc/2016/05/16/ffafa826ca22fe1e29411595789b6540f0cdaefb_xlarge.jpg)
![画像2: ルークの青いウェッジ
ちょ~クール!](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782728/rc/2016/05/18/3d1e6da7df24a13b133461d1cc22e564efc40d77_xlarge.jpg)
![画像3: ルークの青いウェッジ
ちょ~クール!](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782728/rc/2016/05/18/930b5a5e1b86b4e7ec1d3def9873da9134fbec8b_xlarge.jpg)
![画像4: ルークの青いウェッジ
ちょ~クール!](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782728/rc/2016/05/16/03853ffaee02f5dd244d89c022a0f69707881ee4_xlarge.jpg)
![画像5: ルークの青いウェッジ
ちょ~クール!](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782728/rc/2016/05/18/3abf8cdadddf53549294452bd49a6877b6caa8b6_xlarge.jpg)
![画像6: ルークの青いウェッジ
ちょ~クール!](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782728/rc/2016/05/18/a41681f1c26ee67798bca51dbabd1b53ee60794d_xlarge.jpg)
![画像7: ルークの青いウェッジ
ちょ~クール!](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782728/rc/2016/05/16/b5d4bef72bb2716f103d5f39093b21fbb7e60954_xlarge.jpg)
無理にスピンをかけずに、柔らかい球でランも計算して打っていくのが最先端なんだとか。
このところ、ちょっとおとなしいルークだけど、トップクラスのショートゲームの技術とブルーのウェッジで、再びツアーを沸せてくれるはずです!
ちなみに、ミズノ『S5』ウェッジは5月から数量限定で発売されています。興味のある方は、直営店やオンラインショップへGO!