おはようございます。地獄耳ミミのケンジロウです。松山英樹プロ、先週のプレーヤーズ選手権惜しかったですね〜〜。でも3日目のプレーは凄かったし、調子は上がってきてそうですね。早くも全米オープンが楽しみです(^.^)
そんな松山プロの決定的瞬間をカメラはとらえました。そう、シャンクしてしまったワンショットを撮影していたんです。プロがシャンクするシーンはなかなか見られないですが、それをしかも撮影していのが驚きです。
ではその画像をご覧ください。
これは3月に行われたWGCキャデラック選手権での一コマ。どうして、シャンクになってしまったのか? 月刊ゴルフダイジェスト編集部所属の中村修プロに解説してもらいました。
「このときは、グリーン右端にピンが切ってあったのでフェードを選択しました。また恐らく番手の間の距離だったので、距離と曲がりをコントロールしながら狙うショットという難しい状況でした。
松山君の場合フェード系の球筋を打つときには、フェースのセンターよりややヒールよりで打っています。それは芯で打つとややつかまり過ぎる感覚があるそうです。
フェードボールを打つには、通常はインサイドからストレートにボールにアタックしてくるヘッドのアングルを、わずかにストレートからインサイドに抜けるアングルに変えます。
今回のスウィングは、コンパクトなトップからフェードを打とうとしたところ、トップからの切り返しでほんのわずかに上体が突っ込んでしまい、クラブの軌道がインサイドから入る度合いが少し強くなった、フェースもわずかに開いて下りてきたようです。その分打点がわずかにヒールよりにズレてシャンクすることになってしまいました。
本来の松山クンのスウィングであれば、トップからの切り返しで独特の“間”があって、腕とクラブが軌道にスッと降りてくるのですが、そこで上体が少し突っ込んだためにクラブの抜ける軌道がズレたと思います」
なるほど、松山君クラスでもこうしたミスがあるんですね。でもホント、シャンクとナイスショットは紙一重なんですね( ̄◇ ̄;)
以前、藤田寛之プロを取材していたときに、プロが打った直後に「あっ、シャンクした」って言ったんですが、球はしっかりグリーンをとらえていました。僕にはシャンクに見えなかったんですが、おそらくかなりネック側で当たっていて、プロの手応えが気持ち悪かったんだと思います。
シャンクと言えば、2011年の日本シニアオープンの室田淳プロを思い出しますよねー。優勝争いをしている最中での出来事でしたからね。シャンクが出ても勝ったのは凄かったです^_^;
弘法も筆の誤り。プロでもシャンクはつきものなんだから、僕らもシャンクが出ても動揺せずにプレーしたいところですね。でもなかなかそれが出来ないんですよね‥‥~_~;