【毎週金曜更新】プロゴルファー木村友栄の「わかりました!」
あなたのスウィングここがダメ!
木村友栄プロが、アマチュアゴルファーのお悩みを3つのポイントでわかりやすくレッスンしてくれます!
今回は草場大輔さんにお悩みを聞きました。草場さんは残り80ヤードから乗せられないとのこと。早速、キムトモのレッスン開始!POINT3つを紹介します。これで解決方法が「わかりました!」
POINT1
距離に合わせてクラブをしっかり打つ
草場さんは80ヤードをPWでコントロールしながら小さく打っていました。バックスウィングとフォローのバランスが悪く安定したスウィングは難しいように見えます。
キムトモのチェックは草場さんのヘッドスピードではPWではクラブが大き過ぎるので52度のAWを勧めてくれました。ある程度しっかりとスウィングできる番手選びをすることでスウィングも安定します。
インパクト付近で加減するとヘッドが減速しながらインパクトを迎えるので入射角やコンタクトが不安定になりやすいです。
POINT2
ボールの位置は少し右目に置く
52度のAWではフルショットといってもドライバーのような大きなスウィングにはなりません。自分のスウィングでコントロールできる飛距離がその番手のフルショットと思ってよいでしょう。
AWなどの短いクラブではボールはスタンスの真ん中よりも少し右に置きましょう。ロフトが寝ているクラブは構造上左に引っかけやすいので、ボールをスタンスの真ん中よりも左に置くと左へのミスが出やすくなってしまいます。
ショートアイアンで左への引っかけが多い方は、是非ボールの位置をチェックしてみてください。
少し右にボールを置くことでミート率がよくなります。ややハンドファーストな構えになり、左腕とクラブが一直線になるように構えましょう。
クラブの入射角をややダウンブローにすることができ、ロフトが少し立ってスピンもの効いたコントロールされた弾道を打てるようになりますよ。
POINT3
インパクトゾーンでは右手の角度をキープ
インパクトで右手の角度をキープするように意識してみましょう。そのためのドリルを紹介します。男女を問わずプロのトーナメントの練習風景でもよく目にするドリルです。
右手一本でクラブを握ります。左手は右ひじの上に軽く添えて右わきが空かないようにおさえましょう。下半身やお腹のリードで打つと手首を必要以上に使わないように打てます。
大きなスウィングは必要ありません。10ヤード程度の距離でフィニッシュで右の手首が手のひら側に折れないようにします。繰り返し練習することでインパクトゾーンのフェースの向きが一定になり高さや距離が合うようになってきます。
アプローチで手を使い過ぎる方にもおススメのドリルですよ。主に体幹や下半身の大きな筋肉を使って体で打つように意識しましょう。
好評連載中の「木村友栄のわかりました!」や新製品の記者発表など、500本以上の動画が無料で観放題!