古き良き″ベンツ″そのもの
「ゴルフに行くならこんな車で行きたい」と思ったことありませんか?そんなアナタに中古車情報をお届けする「イバリがきくクルマ」。今回は高級四駆の代名詞であるベンツ・ゲレンデをご紹介!
ベンツGクラス、またの名をゲレンデ。レンジローバーやランクルも世界に名だたる高級四駆だが、NATOの軍用車として誕生したゲレンデは素性が別格。誕生してから37年も経つというのにリファインを重ねながらいまだに新車で販売され続けるロングセラーだ。
「最善か、無か」のスローガンの元、コスト度外視でひたすら高性能・高品質を求めて設計された時代のベンツ。マニアからは「最後のベンツらしいベンツ」と崇められる神車でもある。
【スペック】全長×全幅×全高=4040×1810×1965mm。重さは2.1トン。意外と小さい。ヨコ幅は「Cクラス」くらい。中古車価格で200万円程。維持費は年間およそ40万円程で、少し古いベンツだから特別ということはない。
あらゆる道を走破する
ドアノブに手をかけた瞬間からド肝を抜かれる金庫か戦車のような堅牢感や、妥協を配して徹底的に鐘をかけて造られたことが伝わる内外装の雰囲気は、今どきのエコカーなどからは絶対に得られない無敵オーラが炸裂。岩がゴロゴロ転がる悪路や砂漠も楽勝、それでいて街乗りでは快適性も高い!
ツアーバッグ2つをラクラク積める
Gクラスの中でも2ドアのショートボディで全長の短いモデルだが、それでもツアーバッグ2つまでは普通に搭載可能。4ドアのノーマルボディなら4個は楽に積めるはず。後席は今どきのミニバンのように多彩なアレンジが可能だ。
基本的なデザインは37年間変わらないという、ベンツファンを唸らせる一台が“ゲレンデ”こと「Gクラス」。軍用車と見間違ってしまう程のルックスとタフさを併せ持ったゲレンデをぜひ一度試乗してみてはいかがだろうか?
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撮影/阿部昌也