【毎週金曜更新】プロゴルファー木村友栄の「わかりました!」
あなたのスウィングここがダメ!
木村友栄プロが、アマチュアゴルファーのお悩みを3つのポイントでわかりやすくレッスンしてくれます!
今回はゴルフ歴20年の松成修一さん。松成さんは6番アイアンを上手に打ちたいとのこと。さて、皆さんは何番まで上手く打てますか?教えてください!
★何番まで上手く打てますか?★
松成さんの「6番アイアンを上手く打ちたい」というお悩みをキムトモのレッスンで解決!POINT3つを紹介します。
POINT1
正しくセットアップする
「7番アイアンまでならなんとか打てるんですが、6番になるとどうにもイメージが湧かないし上手く打てないんです」と松成さん。
先ずはアドレスの向きをチェックしました。しっかりつかまえようとしてあるせいか、右を向きすぎていました。ターゲットラインに平行に構えましょう。
ボールの位置と手元の位置も直しました。6番アイアンは14本のクラブの中でちょうど真ん中にあたるクラブです。
ボールの位置はスタンスの真ん中よりやや右に置きます。それに伴って手元の位置も左太ももの内側にセットしました。
松成さんは手元が体の中心にセットしていたせいで、コックが解けるのが早くダフリ気味でした。ダフリを嫌がってインパクト付近で左ひじを引いて調整していました。
POINT2
身体と腕を同調させる
バックスウィングで体の回転よりも腕や手を使って上げる動作が多く、ダウンスウィングでは手を使って打つためにコックが解けてダフリの原因になっていましたね。
そこで、クラブを肩に当ててバックスウィングしてみました。胸や背中がしっかり回り腕を使って上げる動作が少なくなりましたね。
“腕と体の同調”とは体の回転と腕が上がる割合を同じようにすることです。
鏡や窓ガラスに映して確認してみると分かりやすいですね。
POINT3
ボールの先に意識を持って振ろう
インパクト後に左ひじを引いてしまうアマチュアゴルファーは多く見受けられます。
1つの大きな原因はコックが早めに解けてしまい、そのままインパクトを迎えるとダフってしまうので左ひじを引いて調整しようとしまいます。
そこで、左手一本で素振りすることをオススメします。クラブの重さ、ヘッドの重さを感じながらゆっくり振ればフォロー大きくなってひじが引けることも少なくなります。
その際注意して欲しいのは、左腕を伸ばしたままではなくフェースのターンをしながら左わきが締まる感覚を覚えましょう。
体の回転に伴ってクラブヘッドがスムーズに振れるようになりますよ。
次回のお悩み解決もお楽しみに〜
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