7番で180ヤードを飛ばす石川遼プロ。日本ツアーの選手はどうなのかな? 番手間の距離の階段は何ヤードになっているのか調べてみました。

プロの飛距離の表示はキャリーの地点を目安にしています。プロはキャリーの距離にライや風などの状況を足したり引いたりしてしてトータルの距離を計算して打っているそうです。

番手によって
10と15ヤードの階段

47歳になる藤田寛之プロの飛距離の階段を見てみよう。

画像: 番手によって 10と15ヤードの階段

ウッド3本、UT2本でアイアンは5番から。7番アイアンの165ヤードは18年前の丸ちゃんは160ヤードと比べても5ヤード伸びている。

PWから下のクラブで20~25ヤードを打ち分けている。長いクラブは比較的やさしく短いクラブでは技術を生かして打ち分ける、ベテランらしいセッティングといえる。

世界でも通用する
飛距離の武藤プロ

大型プレーヤー武藤俊憲プロの飛距離の階段はどうだろう?

画像: 世界でも通用する 飛距離の武藤プロ

長い番手は10ヤード刻み、短い番手は15ヤード刻み。6番以下から15ヤード刻みとして番手間の距離を打ち分けている。9番アイアンの2倍がドライバーの距離となっていてきれいに階段が揃っている。

7番アイアンの飛距離は175ヤードで飛ばし屋のお手本のようなセッティングです。

技巧派のイメージだが
飛距離もある竹谷プロ

9番とPWで40ヤードの幅をカバーする技巧派ならではのセッティング。52・58度のウェッジを入れるプロのが多い中、54・60度のウェッジでグリーン周りのアプローチに対応している。7番アイアンの飛距離は170ヤード。

竹谷プロにPWの打ち分けを聞いてみました。

「ボールの位置で高低を打ち分けて番手間の距離を調整しています。僕にとってはPWが距離の調整がしやすいクラブなんですよ」

画像: 技巧派のイメージだが 飛距離もある竹谷プロ

女子プロは
ウェッジ4本が主流に

テレサ・ループロのセッティングはどうかな?ちょうど僕らの参考になる飛距離だからじっくり見てみよう。

画像: 女子プロは ウェッジ4本が主流に

3Uから9Iまできれいに10ヤード刻みになっていますね。どのクラブも番手間の距離が近いので、スウィングで距離を調整するのではなくクラブを変えることで距離をコントロールするタイプですね。

もう一つのポイントはウェッジが4本入っています。PWの115ヤードから10ヤード刻みのセッティング。長い距離よりも短い距離に重点を置いた僕らにも参考にしたいセッティングになっている。

斉藤愛璃プロも
ウェッジ4本スタイル

「短いパー4やパー5の3打目でよく使います。バーディチャンスにつけるために、スウィングよりもロフト(クラブ)を変えて打ち分けています」と斉藤愛璃プロ

画像: 斉藤愛璃プロも ウェッジ4本スタイル

皆さんの飛距離に当てはまるプロはいましたか? テレサ・ルーの7番155ヤードは一つの目安になりそうですね。ウェッジ4本もちょっと考えてみようかな。

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