おはようございます。番記者のH部です。
ツアー選手権の会場の宍戸ヒルズの練習グリーンで、手嶋多一プロが何やら新しいパターを試していました。
おやっ、シャフトが真っ黒ですね。カーボンシャフトじゃないですか?
「ちょっと試してみているんですよね。カーボンだと打感が柔らかい感じがするんで、しっかりと球が転がる感じがあります。これ、意外とありかも」(手嶋多一)
シャフトはディアマナのカーボンシャフト(プロトタイプ)。このシャフトは池田勇太プロも使っていましたね。手嶋プロも池田プロもパットは感性を生かすプロだけに、このカーボンの打感の柔らかさがいいんですかね(-。-)y-゜゜゜
ちなみにディアマナのカーボンシャフトは、ベントネックのシャフトも開発しているみたいで、カーボンシャフトはどんどん進化していますね(-_-)/~~~ピシー!ピシー!
このカーボン男子、実はじわじわと増えていまして、2014年より日本のツアーを主戦場にしているタイ人のクロンパ選手もそのひとり。
「3年前に日本に来た時に、日本のグリーンはメッチャ速いことにびっくりして。パットのタッチが合わなくなって悩んでいたんです。そんなときに、このグラファイトのカーボンシャフトのパターを試してみたら、すっごく良かったんです。ソフトに打てて、球の転がりがいい。速いグリーンでもしっかりと打てます」(クロンパ)
なんでもこのクロンパ選手のシャフトは130gぐらいあって、重くしてあるとか。カーボンの良さはこの重さをつけられるところにあるみたいです。「カーボンは打感がぼやけるので、そんなにストロークしなくていい」というプロの声もありました。
パターのカーボンシャフトの話、詳しくは発売中の月刊ゴルフダイジェスト7月号にも掲載してあります。そちらも合わせてご覧ください↓
写真/有原裕晶