これまで全国色々な地域を取材で回らせていただいていますが、担当Nの国内ランキング1,2位を争うグルメタウンは高知と博多。先日に続き、またも紹介するのは現在ランキング、僅差で1位の高知です。

屋台安兵衛 高知県高知市廿代町4-19 はりまや橋から高知駅方面へ行き、高知橋の1本手前を左折すれば到着!
高知っ子ならまず知らない人はいないであろう有名店。ここんちの餃子は、多めの油で焼き揚げるスタイル。いわゆる皮はサクサク、中身超ジューシー! ってやつですね。ちなみにトップ画像のおでんは、屋台安兵衛の隠れた名物なので、こちらも頼みたいところです。

焼き上がったら、まずはフライ返しを押し付け、餡と皮を密着。早くそれをどかしてください!

じょじょに全貌を現す魅惑の14体。よだれが止まりません。

じゃーん! 焼き上がり具合、完璧。ちなみに1人前は7個入り(500円)ですが、ここは迷わず「2枚」行っておきたいところです。
生を2杯ほど飲み、餃子を平らげたら、腹六分のまま向かいたいのが「呑兵衛屋台」。あ、間にかつおの塩たたきと高知の栗焼酎・ダバダを挟んでもいいですね。

呑兵衛屋台 高知県高知市帯屋町1-8-13 屋台安兵衛からそのままはりまや橋方面へ南下すると、数ブロックで見えてくるのがこちら。「しじみラーメン」というのぼりを見ただけでヨダレが出てきますね…。

こちら店内。帯屋町で飲み過ぎた人たちが必ず最後に訪れる、いわば「ヨッパライの名店」ですね
座って即、頼みたいのが「しじみラーメン」。青森県十三湖産のしじみが使われているそうですが、こちらのしじみは小粒で味が濃く、地元でも引っ張りだこの食材です。
※ちなみに十三湖畔にある「ドライブイン和歌山」のしじみラーメンが、個人的にはルーツだと思いますが、呑兵衛屋台のしじみラーメンも、和歌山の味に負けていません。

しじみラーメン(850円) この澄み切ったスープこそが命です。よほどのことがない限り飲み干します。
あっさりした塩味の中華風スープに、磯の香りとしじみの旨みがギッシリと凝縮されています。胡椒を振れば、恐ろしいほどのスピードでスープが減っていく…。このスープに、ちょっと水っぽいストレートな細麺がまた合う合う。それと同時に、たっぷり含まれたオルチニンが二日酔いを抑制してくれるとくれば、呑みの〆に行かない理由がありません。

しじみの身も濃厚な味と香りがあり、残さず全部食べたいところです
ああ…今すぐ行きたい…。