今や押しも押されもせぬ人気アイアン、タイトリスト・AP2アイアン

タイトリストのお家芸であるプロ好みの顔付きはそのままに、打感とミスへの寛容性を求めた複合素材のアイアンです。

画像: 714vs716
「AP2」に問題勃発!

現行モデルは716ですが、ジョーダン・スピースが一世代前の714を使っていることで、いったいどちらがいいのか、迷っている方もいるのではないでしょうか。

ということで、気になるあなたに714vs716のAP2比較をお届けします!

比較①カオ

これは好みが分かれるところですね~。トウの頂点の位置が微妙に異なり、こだわる人にとっては由々しき問題かもしれません。

フェース長は716のほうが2mm短いという計測データが出ています。

比較②フェース面

この角度で見るとほとんど変わりません。フェース面上の重心高さはほぼ同じです。

比較③バウンス

実測データでは、714がバウンス3.1度、716が3.4度。ほとんど同じで、どちらも小さめのバウンス角を持っています。

比較④

716になってソール幅はやや狭くなりました。

小顔で狭いソール幅、ということは、716はよりツアー志向に近付いたという見方ができます。

両者を打ち比べてみた!

画像: キレ味するどいアイアンショットを武器に、ツアーで活躍する梶川武志プロ

キレ味するどいアイアンショットを武器に、ツアーで活躍する梶川武志プロ

打感の柔らかさは間違いなく716

「DG S200装着モデルで比較しました。球の上がりやすさはほぼ同じですが、ミスヒットに対する許容性は716に軍配が上がります。リアルロフトがわずかに立って、716の方がキャリーが数ヤード伸びています。

何より、打感は716のほうがやわらかい。これは、タイトリストの複合素材アイアンの研究が進んだ賜物ではないでしょうか」(梶川プロ)

しかし、クラブは実際にあなたが打ってみなければわかりません。ツアープロでも意見がわかれる「AP2問題」、気になる方には試打をおすすめします!

試打で両モデルを比較する場合は、シャフトはなるべくそろえてみてくださいね!

写真/野村知也

AP2について詳しくはこちらから!

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