月刊ゴルフダイジェストの連載でおなじみの気象予報士・森田正光さん。
みんなのゴルフダイジェストにも登場してもらって、天気のお話しや、天気の豆知識、気象情報などなど、ゴルファーの皆さんにとって有益な情報をお届けしていきますね。
皆さん楽しみにしていてくださいね!(^^)!
では、ここからは僕(森田さん)がリードしていきますね。まずはこちらのお話から♪
明日の「降水確率30%」
あなたは傘を持っていきますか?
さあ皆さん、どちらに投票しましたか?どうですかねぇ、持っていきますか?
僕の答えはNOですね。降水確率30%では、傘は持っていきません(ー_ー)!!
以前お天気キャスターが集まった時に、みんなに聞いたんです。「降水確率30㌫のときに傘(折り畳み傘も含めて)を持って出かけますか」って。すると、ほとんどの人が持っていかないという返事でした。
一般の方だと、おそらく逆じゃないですかね。多くの人が傘を持っていくということになるのではと思います。
ではなぜ傘を持っていく人の割合が増えるのか?
これは降水確率の定義を誤解しているからなんですよ。
降水確率とは「雨が降る確率」であって、例えば東京で30㌫の降水確率であれば、「10回中3回雨が降る」ということになります。
それをよく以下のようにカン違いするんですね。
「1日の3割ぐらいの時間帯降っている」
「東京の3割の地域で雨が降る」
「30㌫ぐらいの少なめの雨量で降る」
このように思っている方が結構いるんですよ(>_<)
テレビやインターネットの天気予報では毎日降水確率の話をしていますが、意外と本当の意味を知らないで見ている方も多いですよね。
僕も30㌫だったらゴルフも中止にはしませんよ~!(^^)!
ちなみに、夏場に見られるような背の高い雲などは、一瞬でザーッと降りますが、実は降水確率自体は低いんですよ(-_-)/~~~ピシー!ピシー!