旅行会社が調査する「人気の出張先」ランキングで、常にベスト3に入るのが博多。その理由はもちろん「ウマいモノがいっぱいあるから」です。
博多と言えば「博多ラーメン」「めんたいこ」「もつ鍋」「水炊き」などはすぐ思い浮かぶと思いますが、ほかにもサクサクのごぼう天が乗った「ごぼう天うどん」や人口に対するお店の数が一番多いという「焼鳥」、手土産で隠れた人気の「博多とおりもん」などなど、ウマいものを挙げたらきりがありません。
数多くのお店が高いレベルでしのぎを削る、いわば「グルメ版・修羅の国」とも呼べる博多ですが、「もう定番の博多グルメは飽きた」なんて方に是非行っていただきたいのが、観光客や酔客でにぎわう中州からけやき通りをタクシーで西へ数分。ちょっと落ち着いた大人の街・赤坂の路地裏にある「もつ繁」です。
こちらは博多でも数少ない、もつのすき焼きを食べさせてくれるお店。鉄鍋に油を敷き、まずはにんにくを入れ香りを出す。そしてもつを入れ、表面に少し焼き色をつけてから日本酒を入れたのち着火! フレンチや洋食料理人の経験も長い店主が、目の前で色々な技を見せてくれます。
フランベしたのち、割り下や唐辛子で味をととのえる。湯気からはビネガー系のさわやかな香りがしてきます…早く食べさせてくれ!!
ここまで10分弱。手際の良さが光ります。玉ねぎがフンニャリしたら、いざ出陣!
〆のおじやがまた濃厚でクセになるんですよね。薩摩の芋焼酎がまた合うのですが、後ろで食べていた博多美人さんは赤ワインを合わせていました。リゾットのような感じなので、それもまた良いのかも知れませんね。
しっかりスタミナを貯めこんだ翌日は、コースレート73.8、美しくもタフなコースとして知られる「ミッションバレー」で汗を流すのも良いですね。ちなみに300Y、20打席あるレンジも備え、プロやトップアマも練習に多く訪れることで知られます。