初出場の2016年全米オープンで大活躍をみせた宮里優作プロ。
優作プロは、寄せにくいアプローチのときには、パターと同じようにグリップして打つことがあるといいます。
これ、おなじみの逆オーバーラッピンググリップ。こうやってパターを握っている人も多いのではないでしょうか。
ピンまで下りのシチュエーション、飛びすぎは厳禁です。
こんな状況に出くわしたら、パタ握りが威力を発揮!
ウェッジを使ってパターのようなストロークをし、勢いを殺した低い球を打っていった優作プロ。このピンチを脱しました。
これ、どんな効果があるんですか?
ヘッドの動きに集中できるんです
「球を上げるのではなく、確実に転がしたいときに使う握りですね。パターを打つときのようにヘッドを直線的に動かせるので、プレッシャーがかかる場面で重宝します」(優作プロ)
正面から見ると、こんな感じ、力を入れず、グリップを包み込むようにそっと握りこんでいます。
「パターもそうですが、手先は使わずに、体幹を意識して大きな筋肉を使ってストロークします」とのことでした。毎回毎回使うワザではなさそうですが、ここぞというときのために、練習しておく価値はありそうですね。
ところで、この握りを取り入れた面白いきっかけがあるそうなんです。
その理由は、月刊ゴルフダイジェスト8月号に掲載しております!
写真/有原裕晶