【毎週金曜更新】プロゴルファー木村友栄の「わかりました!」
あなたのスウィングここがダメ!
木村友栄プロが、アマチュアゴルファーのお悩みを3つのポイントでわかりやすくレッスンしてくれます!
今回はゴルフ歴30年の柴田兼吾さん。PGAや日本ツアーでも使用率の高いテーラーメイドM1ドライバーをお使いの柴田さん。なんとか上手く打ちこなしたいとのこと。柴田さんのお悩みをキムトモのレッスンで解決!POINT3つを紹介します。
POINT1
自分に合ったポジションを探そう
早速、キムトモチェックでお悩み解決です。M1ドライバーは、ソールに動かせるウェートが2つついています。フェース側のウェートをトゥ側に動かすとフェースが返りにくくなり、ヒール側に動かすとフェースは返りやすく球がつかまりやすくなります。
ソール後方のウェートは、重心の深さを調整できます。フェース側に動かすと浅重心でスピン量を減らす傾向になります。ソール後方に動かすと深い重心になりスピン量を増やす傾向になります。
ボールに対してクラブの入射角が上から入るタイプはスピン量が多くスライス回転がかかりやすいので、ソール後方のウェートは浅重心でフェースよりのウェートは曲がり幅によってトゥ側に調整するとスライス回転が少なくなるでしょう。
逆にスピン量が少なくドロップしてしまう弾道のタイプは深い重心の位置に調整してみましょう。
ネックのスリーブでもロフト調整ができますので、ご自分の弾道の高さやスピン量を考慮して調整することができますね。
POINT2
手首を柔らかくしてヘッドの重さを感じよう
柴田さんのスウィングは手首に力が入り過ぎていたために、”タメ”が作れていなくてシャフトのしなりも有効に使えていませんでした。
トップでヘッドの重さを感じられるように手首を柔らかくすることで”タメ”が作られるようになり、切り返し以降のシャフトのしなりも感じられるようになります。
ダウンスウィングでシャフトがしなってインパクトに向けてしなり戻ることでヘッドを加速させます。ヘッドスピードを上げるには手首を柔らかく使うのは重要ですよ。
POINT3
遠心力を使って最後まで振り切ろう
柴田さんのスウィングはインパクトに力が入り過ぎて、パンチショットのようにフォローが小さくなっていましたね。
大切なのはドライバーは14本の中で長く飛距離を出せるクラブなので、遠心力を上手く使うことが大切です。遠心力を使うにはフォローを途中で止めずに大きく振り抜くこと。
手首の力を緩めてフィニッシュで背中にシャフトが当たるくらいまで振り抜くようにしましょう。インパクトに向けて力を入れるのではなく、クラブヘッドの重さを感じながらフィニッシュまで振り抜くようにしましょう。
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