ケンジロウです。北海道の千歳よりお届けしております。
今週のトーナメントは日本プロゴルフ選手権。そこの試合会場で、グラファイトデザインの新しいシャフトを発見しました。
フジクラのエボ3、三菱のディアマナBF、マミヤのアッタスパンチに続いて、いよいよ王者グラファイトの登場というところですかねf^_^;)
それにしても今年は動きが早いですね〜。以前は新製品のシャフトが出揃うのは最終的に8月末ごろでしたからね。年々早まってるのは間違いないですね(-_-)
DIに少しだけ
弾きを出した感じ
ではそのシャフトをじっくり見てみましょう。
おっ、今回はシルバーですね!渋い色できましたね〜。なんか締まった感じてカッコいい♪
名前はツアーADの「TP」だそうです。
えっ、TP?なんかPTみたいな感じだなぁ。TPとかPTとかあると、なんかこっちは書き間違えてしまいそうですね(>人<;)
TPとは"TOUR PROVEN"の略で、「ツアーで実証された」というような意味合いのようです。
TOUR PROVEN?どこかで聞いたことあるような。ミズノのアイアンでそんなのありましたね‥(-_-)
今回からツアーADのロゴも一新しまして、このようになりました。TOURとADの間のハイフンがなくなりましたね。これからはこのロゴで統一していくそうですよ。
さて、気になるその性能はというと、どうやらですねぇ、
DIに少し弾き感を出したシャフト
だそうなんです。
DIといえば松山英樹をはじめ、多くのスウィンガーが愛用するしっかりとしたタイプの叩けるシャフトです。叩きにいっても先が走りすぎず左にいかないので、プロから高評価を得ています。
そのDIに比べて少しだけ中の先のほうがしなるようにさせたシャフトだと言うんです。先端が走りすぎず粘ってくれるという特徴は残しつつ、切り返しで多少のしなり感を感じられる、そんなシャフトだと言うんです。
「DIのしっかり感は欲しいけど、DIだとちょっとハードなんだよなと感じている人には、ほんとハマるシャフトだと思いますよ」とは、グラファイトデザインのツアー担当・本吉興毅さん。
「手元側が太くて先端に向けてテーパーがかかっているんです。ちょうど縞の模様の部分までDIと同じ、そこから中間の先のほうまでがしなるようになっています。先端はDIのように締まっていて粘ってくれますよ」(本吉さん)
なるほど〜。DIはプロでもしんどい人がいましたからね。これはユーザーが増えそうな予感。スプーンとかクリークに入れる人も出てきそうですね(-_-)
ちなみにこのグレーのカラーリング、関係者によれば、マキロイのクラブにヒントを得たそうですよ。
マキロイのクラブはこちら。
分かりますか?マキロイはグレーのディアマナにブルーのヴェイパーですよね。このシャフトのグレーの色がヘッドの青色を引き立たせてくれると言うんです。確かに今回のTPの薄めのグレーは、主張しすぎることなく控えめですよね。よりヘッドを感じられそうな気がします(-_-)/~~~ピシー!ピシー!
色のあるシャフトを毎年出してきた中では、今回のこのグレー色はなんか新鮮ですね。派手な色に抵抗のある選手は、けっこう使いたがるかもしれませんね。
今回はここまで。次回は実際にこのTPをプロが打った使用感をお届けします(・Д・)ノ
写真/有原裕晶