【毎週金曜更新】プロゴルファー木村友栄の「わかりました!」
あなたのスウィングここがダメ!
木村友栄プロが、アマチュアゴルファーのお悩みを3つのポイントでわかりやすくレッスンしてくれます!
今回はゴルフ歴7年、ベストスコア74の上平雄也さん。8番と9番の番手間の距離感がわからないとのこと。上平さんのお悩みをキムトモのレッスンで解決!POINT3つを紹介します。
POINT1
番手に迷ったときは1番手大きいクラブを持つ
フェアウェイからピンまで125ヤード。ショートアイアンで打てる距離が残るとピンを狙いたくなりますよね。上平さんは、ちょうど8番と9番の間の距離になりました。
実際に打ってもらったショットを見たキムトモは、上平さんに9番アイアンのキャリーでの距離を聞きました。プロは番手ごとのキャリーでマネジメントを考えます。
ピンが手前なのか? 奥なのか? 2段グリーンの場合は段の上か下か? ラウンド中に歩測してみると実際の飛距離が把握できて、正確な距離がわかることで経験値が上がり距離感の感覚を養うことができます。
キムトモは一番手大きめのクラブを持つように教えてくれました。小さいクラブで目いっぱい振るよりも大きめの番手でコントロールするとグリーンに乗る確率はグンと上がります。
POINT2
グリーンを狙うショットはアドレスをコンパクトに
大き目の番手を選択した場合のセットアップの取り方は、①スタンスは肩幅よりも狭く ②ボールはスタンスの真ん中よりもやや右側 ③クラブを短く持つ
フルショットと比べてスウィングをコンパクトにするためのボールの位置やスタンスを取ります。弾道も少し低くなって縦の距離感も合わせやすくなります。
これは、ロブショットより転がしのアプローチの方がやさしく寄せられるのと同じ理由ですね。
POINT3
ライン出しショットのフィニッシュは肩の高さに抑える
飛距離を抑えた”ライン出しショット”を打つ場合はフィニッシュの位置を決めておきましょう。肩のあたりまでと決めておくとバックスウィングのトップの大きさもコンパクトになるものです。
フィニッシュを肩のあたりで納めると、フェースのターンも少なくなり距離の調整と方向性に効果があります。大きなフルショットのフィニッシュは必要ありませんよ。
ピンに向かって打つショットの精度が上がりますよ。皆さんも是非試してみて下さいね。
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