ケンジロウです('ω')ノ
2016年2月から腰の痛みのため長期休養を取っていた石川遼が、日本ツアーの日本プロで実戦復帰を果たしました。
PGAツアーには「公傷制度」を申請中で、適用になればシード選手に次ぐ優先順位で19試合程度は出場できる模様。日本の試合には5試合だけ出場が認められているみたいです。
久しぶりの遼クンの復帰とあって、会場の北海道クラシックGCには多くのギャラリーが詰めかけていましたよ~。
結果としては、初日77、2日目は79のトータル12オーバーで予選落ちとなってしまいました。しかし、腰の痛みはだいぶよくなったということで、次の試合に向けてしっかりと調整してほしいですね。
そんな遼クンの最新スウィングをお見せします。
ご覧いただきましょう!
どうですか、皆さん。以前に比べてどこが変わったか気づきましたか?
ちなみにこちらは北海道クラシックの4番ホール、右ドッグしている短いパー4。フェアウェイ左サイド方向からローフェードの球を打っていました。狙い通り、フェアウェイ中央にヒットして右ドッグなりにボールは転がっていきましたよ(-ω-)/
このティショットを打ったあと、遼クンがこちらに歩み寄ってきて言いました。
「ボール位置変わったでしょ」
ん? そういえばちょっと中に入ったような…。以前の写真と比べて見てみましょうか。
確かにボール位置がボール2個分は中に入りましたね。下手したら長めのアイアン並みのボール位置。フェードを打つにしては、けっこう中ですよね。
なんでここまで中に入れているんですか?
「今までは左足かかと線上ぐらいにボールを置いて、体重移動をしっかりとして左サイドに乗り、体重移動のパワーをボールにぶつけて飛ばしていました。そうなると切り返しでだいぶ左側(目標方向)に移動しなければならず、それが腰に負担をかけていたのではと、この休んでいた間に考えたんです。今はボールを中に入れて、体重移動を抑えたスウィングに変えたんです」
なるほど。それは体重移動よりその場で回るような回転重視のようなスウィングに変えたということですか?
「んー、そうですうね。体重移動は前より収まってはいますね。切り返しで早く振る意識があります。右足の前で振っているようなイメージですかね。フォローはほんと惰性でヘッドが走っていく感じです」
腰の負担のかからないスウィングを模索して、この打ち方にいきついたという遼クン。まだこの新しいスウィングで試合に慣れていくのには時間がかかると思いますが、早いうちでの第一線復帰に期待したいですね(-_-)/~~~ピシー!ピシー!
ちなみにドライバーのシャフトはグラファイトのツアーAD DIを使っていますが、以前より20㌘軽くしたということ。クラブのスペックの見直しも図っているようですよ(-_-)/~~~ピシー!ピシー!
次の試合は、フジサンケイ辺りですかね。2勝している相性のいい試合ですからね。そのあとのANAオープンも試合に出そうな予感しますね~(@^^)/~~~
写真/有原裕晶、大澤進二