話題の気になるギアを徹底試打をする「全力試打!ギア王」。今回は、テーラーメイドのユーテリティ「M1レスキュー」と「M2レスキュー」の2本を打ち比べてみた。どのような違いがあるのか、さっそく見てみよう。

MシリーズのUT「M1 レスキュー」と「M2 レスキュー」はどこが違うの?

テーラーメイドから発売されて以来、ドライバーに負けず劣らず人気となっているのが「Mシリーズレスキュー」。「M1」と「M2」の2モデルのUTをラインナップしているが、同じMシリーズでもそれぞれに個性や違いがあるはず。徹底的に試打をしてどこが違うのかあぶり出してみよう。

画像: 「M1 レスキュー」(左) ●ロフト角 21度 ●シャフト TM5-116(S)「M2 レスキュー」(右) ●ロフト角 22度 ●シャフト TM5-216(S)※どちらも4番UT

「M1 レスキュー」(左) ●ロフト角 21度 ●シャフト TM5-116(S)「M2 レスキュー」(右) ●ロフト角 22度 ●シャフト TM5-216(S)※どちらも4番UT

操作性で選ぶなら「M1 レスキュー」がオススメ

まず構えて感じたのが、上級者好みの顔で全体的に「シャープ」ということ。このシャープさならラフからの抜けもよさそう。フェードやドローなど球を操作してコースを攻めたいゴルファーにオススメ。「M1 レスキュー」なら打ち分けがしっかりできそうだ。

画像: 構えるとアイアン型UTに近いシャープさがある

構えるとアイアン型UTに近いシャープさがある

小ぶりではあるが、フェース面を見ると厚みがある。それだけ縦方向の打点の許容範囲が大きいといえるだろう。実際に打ってみると、喰いつくような打感でボールを押していける。ユーテリティではあるが、ボールとのコンタクト時間が長く、アイアンに近い感覚で打つことが可能だ。

溝がフェース面ギリギリまで削られている。ヘッド自体は小ぶりだが、ミスへの寛容度は高そうだ

ソールのラウンドが地面から打つときにライの影響を最小限にしてくれるなど、細部に工夫が施されている。重心もそこまで深くしていない。上から打ち込んで、スピンのかかった弾道でピンを攻めたり、払うように打ってスピンをコントロールしたりと操作性が良さそうだ。

地面へのソール接地面が少ない

「M1 レスキュー」は、顔といい、打感といい、アイアンに近いフィーリングを持っている。アイアンからの流れを汲みたい人や操作性を重視する人にオススメだ。

オートマチックに打ちたいなら「M2 レスキュー」がオススメ!

まずは構えたときの見え方。「M2 レスキュー」は「M1」に比べると、ヘッドが大きく見え、安心感がある。後ろが長くて、少し出っ歯なところがフェアウェイウッド系の顔つきで、いかにも球を上げやすそうだ。「M1」のように上から打ち込むというよりは、むしろ払い打つイメージでスウィングしたい。

画像: ヘッドが大きく安心感がある

ヘッドが大きく安心感がある

フェースはシャロー。いかにもフェース面がボールの下に滑り込んでくれる印象で、ボールが楽に上がりそうな感じを与えてくれる。打感は金属ではあるが独特な感じだ。好みで分かれるかもしれないが、強い弾き感を感じた。インパクトした瞬間に球が上へあがるようで、高初速で飛ばしてくれるクラブだ。

ボールの下にもぐりこんで高く上げてくれそうなフェースだ

ネック調整機能などの機能をなくすことでネック周りの重量を落とし、ウエイトをソールに配置したというだけあり、球の上げやすさは抜群。低スピンかつ高弾道で球が飛んで行ってくれる。

画像: 深・低重心でスピン量を減らし、高弾道・高初速で飛ばしてくれる

深・低重心でスピン量を減らし、高弾道・高初速で飛ばしてくれる

「M1 レスキュー」は操作性に優れたクラブだが、対して「M2 レスキュー」の方は、オートマチックに打てる。操作性よりも確実に飛ばしてくれる「やさしさ」を求めるゴルファーには、「M2 レスキュー」がピッタリだ。またウッド系の顔なので、フェアウェイウッドからの流れを汲みたい人にも合うだろう。

動画はこちらから

画像: 全力試打!ギア王 テーラーメイド「M1レスキュー」「M2レスキュー」 www.youtube.com

全力試打!ギア王 テーラーメイド「M1レスキュー」「M2レスキュー」

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