番記者H部です。


今季絶好調でただいま賞金ランキング3位のキム・ハヌル。昨シーズン終盤戦までは、なかなか成績もあげられなかった彼女が、なぜ今年覚醒したのか?

画像1: なぜキム・ハヌルは
今年絶好調なのか?
その秘密は「手首のスナップ」

その答えは「手首」にあったんですよ(^◇^)詳しく書いていきますね~♪

K.J.チョイに教わった
手首強化ドリル

彼女に5月にインタビューしたときに、何が昨シーズンと変わったのかを聞いたんです。するとこんな答えが。

オフに手首を鍛えたんです。どうしても手首が弱くて、ダウンスウィングでほどけるのが早かったんです。

画像: 「この手首の角度が大事なんですよ」とハヌル

「この手首の角度が大事なんですよ」とハヌル

手首ですか!?でも手首を鍛えるってどうやるんだろうか‥f^_^;)

オフの時期はいつも韓国のK.J.チョイさんのところで、練習させてもらってるのですが、そこの練習で、バンカーの砂をサンドウェッジで手首のスナップを使ってひたすら叩くというものがあるんです。ソールを使ってバンバンとね。

と言って、芝の上で見本を見せてくれました。

これ、けっこう過酷ですね‥f^_^;)

畑を耕している感じ。そして逆に手首を痛めそう‥‥。

バンカーならまったく痛くならないですよ。砂をバーンとしたときにいい音を出すには、やっぱり手首を柔らかく使ってスナップをきかさなければなりません。その手首の柔らかい動きが、切り替えしのときの手首の動きと一緒だとチョイさんに教わりました。オフはですから、他の練習仲間と一緒にみんなでバンカーの砂を叩いていましたよ(笑)

画像: 「手首がだいぶ強くなりました(笑)」とハヌル

「手首がだいぶ強くなりました(笑)」とハヌル

手首が柔らかくなることで、切り替えし時の自然なタメが作れるとのこと。去年に比べて飛距離も伸びているのは、やはりこの練習のおかげかな(^_^*)

オフには球をいっぱい打ったのかと思いきや、こんな地味な練習をしていたなんてビックリです。スウィングをデータで分析したり、弾道を解析したり、時代は最先端をいってるように思いますが、やはりこのようなアナログな練習が生きるんですね(^_^*)

切り替えしで手首が柔らかく使えれば、このようにしっかりとオンプレーンにクラブを下ろすこともできます。

練習場でいっぱい球を打つより、バンカーで砂を叩いた方が上達は早そうだな〜。そのほうがお財布にもやさしいしねf^_^;)

キムハヌルに教わるドライバーの飛ばしレッスン、こちら↓にも載ってますので合わせてご覧ください!


写真/有原裕晶

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