1年の〆はゴルフ寺へ行こう!
日本で一番有名なゴルフ寺と言えば、長野県伊那市高遠町の山奥にある弘妙寺(ぐみょうじ)。標高1000メートルを超える場所にあり、日蓮宗の寺として800年の歴史を持っている、由緒ある寺だ。この弘妙寺はゴルフ寺と呼ばれており、地名の高遠町という名前が「高く」「遠く」へボールを飛ばすことにかかることから、飛距離アップ祈願に訪れる方も多いとか。江連忠や諸見里しのぶ、上田桃子などのプロゴルファーたちも優勝祈願に足を運んでいるというのだから、その効果は期待出来そう。
実際に行ってみると、敷地内には、たくさんのプロたちの記念植樹があったりして、ところどころにゴルフの匂いを感じることが出来る。実際に“クラブのお祓い”もしてくれる。腕も道具もいいのに、スコアが出ない人は一度お祓いをしてみるのもアリかもしれない。
また、面白いのが御守り。このゴルフ寺“弘妙寺”は御守りにも特徴がある。ゴルファーが嫌がる3パットやOBを除けてくれるとか……。かなり具体的なご利益がありそうだ。
右から、勝守、OB除、3パット除……。うん、全部ください! ゴルフはメンタルが大切な競技なので、ゴルフ寺の御守りがついてるぞ! と思うだけでも少し気持ちが落ち着くかもしれない。私も3パット除が欲しい……!
この弘妙寺以外にもゴルフにまつわる寺はある。群馬県安中市中秋間にあるのが全性寺(ぜんしょうじ)。そこにある「悟留譜観世音菩薩」はゴルフクラブ13本とパターを1本持っているというかなり珍しい菩薩さま。ゴルフのご利益をビンビンに感じるゴルフ寺だ。
あの美女プロは「お寺の娘」って、知っていましたか?
また、女子プロゴルファーの辻梨恵の実家は神奈川県足柄市にある長福寺というお寺。ある意味、ゴルフ寺と言えるのではないだろうか。ゴルフ寺の除夜の鐘を聞いて新年を迎えれば、翌年のゴルフにご利益があるかもしれない。
※12月30日17時文字の一部を修正致しました