血液型は人間の「初期設定」?
血液型と言えば性格診断や占いなどを連想するかも知れませんが、「こはぎ心体オフィス」を主宰し、整体療法の治療過程で血液型を研究する小萩大喜先生によれば『血液型が持つ特性を知れば、人間関係のストレスから解放される』とのこと。
「個々人の性格や言動に現れる『個性』は、タイプごとの血液型に操られていると言えます。本来は血液型の持つ特性通りに生きることが望ましいわけですが、多くの方は本来の自分を抑えて生活しているのが事実。ここで自分や接する相手の血液型が持つ特性を知れば、ストレスなく人間関係を構築することが可能です。もちろん、これは必ず誰かとプレーするゴルフにも当てはまりますね」
なるほど……。まずはそれぞれの血液型が持つ特性について聞いてみました。
物事を地味に続けられる【A型】
激しい変化に順応することが苦手な反面、物事を習慣化させることが得意で、地道にやり続けられる持久力を持つ、社会性の高い血液型
バイタリティはNO.1【О型】
最もバイタリティを持つ血液型で、何でも吸収してものにする図太さが特徴。大容量のハードディスクのような存在で、学習能力が高い
自由な発想力を持つ 【B型】
自己肯定感が高い自分が大好きな血液型。好きなことをして成功する血液型であり、自由な発想力や、高いイメージ力に長けている
調整型として力を発揮【AB型】
歴史的には新しい血液型と言われ、文字通りA型とB型の両面を持つ血液型。ほかの血液型の調整役として力を発揮する能力を持つ
では、血液型別、ゴルファーの性格はどうか。小萩先生に、それぞれの血液型に応じた「ゴルファー気質」を教えてもらった。
【A型ゴルファーは自己主張ではなく“自己存在主張”をしたい】
反復練習が得意。コツコツと真面目に取り組めるタイプで、練習熱心なゴルファーが多い。ただ、常に人に気にされていないと不安感を持つタイプでもあり、たとえばミスショットをした時、周囲から同情されず放置されると不満に感じ、そこからどんどん崩れていってしまう可能性もある。
【O型ゴルファーはAでもBでもない“ゼロ”型】
何でも吸収して自分の物にする図太さを持ち、プロゴルファーの中でも、特に成功者が多いのがこのタイプ。我を通すのではなく良いものは貪欲に取り入れようとする傾向があるので、プロのレッスンを受けるのに向く、と思いきや、負けず嫌いが多いのもO型の特徴だ。
【B型ゴルファーは好きなことをしてこそ成功する】
絶対的な自己に加え、自由な発想力を持ち、勝負ごとに関する強さはピカイチ。プロゴルファーにB型が多いと言われる理由はこのせいか。自然体で行動しているうちに周囲が気を使うケースが多く、そう言った意味で一緒にラウンドする側にとっては、気を付けたいタイプでもある。
【AB型ゴルファーは冷静な反面、トラブルに弱い】
4つの血液型の中で、どの血液型の特性にも染まりやすいのがAB型。そういう意味で、ある意味、最強のゴルファーとなり得る可能性を持つ。ただ、脈絡なくA型が顔を出したり、B型が顔を出したりするので「ハマりさえすれば……」という条件付き。器用貧乏な側面もある。
以上、血液型に見るゴルファーの性格です。「今週末、苦手な上司と回るんだよな……」なんて頭を抱えている方、相手に合わせようと色々悩む前に、まず必要なことは自分の気質を正確に把握しえおくことだそうです。まさに“相手を知る前に己を知る”ですね。