月刊ゴルフダイジェスト9月号では、年に1度の名物企画である「D-1グランプリ2016」を掲載しています。みんなのゴルフダイジェストでは、本誌では詳しく掲載できなかった戦いの模様をお伝えします。
今回ご紹介するのは、Aブロック2回戦「本間ゴルフ・ビジール525」と「コブラ・KING LTD」の対決です。
テスター3人をご紹介!
「D-1グランプリ」計測ルール
・各テスターの10球中ベスト3球の平均飛距離を算出する
・クラブスペックは9.5度・純正Sシャフト。(9.5度がないものは、9度、10度で対応)
・調整機能付きモデルはノーマルポジションで試打
・1ヤード以内はプレーオフ(決勝のみ)
予選1位の優勝候補にダークホースが挑んだ!
Aブロック2回戦はホンマ「ビジール525」とコブラ「KING LTD」の試合となりました。
「ビジール」は予選1位で決勝トーナメント進出した今大会の優勝候補です。1回戦では、マルマン「バンキッシュ」を破り、順調に2回戦へ進出しました。重心距離がかなり長くて、深重心という特徴があります。
対する「KING LTD」は、1回戦でテーラーメイド「M1 460」とのアスリートモデル対決を制して2回戦進出。今大会の"ダークホース"として、注目を集めるドライバーです。低・深重心を極めた重量級のヘッドが特徴です。
"ダークホース"が優勝候補を破るのか? 果たして結果は・・・
「ビジール」は予選トップの勢いそのままに、この試合でもドロー弾道のビッグキャリーを記録していきます。ホンマゴルフの中では「やさしい」部類に入るモデルですが、"1発の飛距離"も兼ね備えたタイプ。球が高く、大きな放物線を描いて飛んでいきます。
「KING LTD」も球が高く、こちらは真っすぐな弾道が特徴です。1回戦で「M1 460」を破った時同様に"強い"弾道で飛んでいきます。アスリートモデルだけあって、横田プロのような"叩ける"人が飛距離を稼いでいます。
結果は、優勝候補「ビジール」が241.0ヤード(試打した3人の平均飛距離)を記録し、235.6ヤードだった「KING LTD」を撃破。ベスト4進出を決めました。
「シャフトの程よいトルク感が女子プロにハマった」(横田プロ)と、「KING LTD」は女子プロ2人には若干ハードだったのに対して、"やさしい"「ビジール」は女子プロのヘッドスピードにもしっかり対応していました。今回はシャフトが明暗を分ける結果となりました。
現場スタッフの目
両者とも2回戦まで勝ち上がってきただけあって、見応えのある試合でした。ただ横田プロが言うように、女子プロでも振りきれるモデルでないと勝つことは難しかったようです。「ビジール」のように、様々なゴルファーに対応したモデルが「D-1」では強いということを再認識させられました。
バックナンバーは↓↓↓
「ビジール」がベスト4に進出。この後どうなったのかは、月刊ゴルフダイジェスト9月号をご覧ください!